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05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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① 効果的なアプリケーション等の機能
肥満者の体重変化を目的とした研究をまとめると、
「情報提供」

「不特定なソ
ーシャルサポート」、
「アウトカムの目標設定」、
「行動目標の設定」

「アウトカム
(行動変容)のセルフモニタリング」の要素が減量に効果的であることが示唆さ
れているh。
○ アプリケーション等を通じた手軽な情報提供やインターネットを介して同
じ健康課題をもつユーザー同士の交流により、グループへの参加が困難な労
働者層などに対するソーシャルサポートが強化され、行動変容への動機づけ
を高める効果が期待される。
○ 保健指導では対象者自身が行動目標や行動計画、評価時期を設定できるよう
支援していくため、アプリケーション等の「アウトカムの目標設定」や「行
動目標の設定」の機能を活用することにより、目標の絞り込みが容易になる
場合がある。
○ アプリケーション等によるアウトカム(行動変容)のモニタリングにより、
対象者と支援者の両者が進捗状況を共有することが容易になる。
○ アプリケーション等には特定の生活習慣の改善や健康問題の解決を目的に
したものがある。
○ アプリケーション等の利用を継続することにより効果が高まるため、対象者
が普段よく使うインターネット利用機器を確認して導入する。
② アプリケーション等の活用方法の工夫
アプリケーション等を活用した保健指導では、初回面接時に対象者に適した
アプリケーション等を導入する等の支援を行うことで、アプリケーション等の
利用頻度が高まることが指摘されているi。さらに、アプリケーション等の利用
頻度が高いほどアウトカム(3か月後の食生活改善)の達成度が高いことも指摘
されているj。保健指導実施者は対象者がアプリケーション等の利用頻度を高め
る等、生活習慣を改善する効果が出るような工夫することが重要である。下記に

h

令和2-4年度

国立研究開発法人日本医療研究開発機構「壮年期就労者を対象とした生活習

慣病予防のための動機付け支援の技術開発に関する研究」
(研究代表者:津下一代)
i

j

令和2-4年度 国立研究開発法人日本医療研究開発機構「壮年期就労者を対象とした生活習
慣病予防のための動機付け支援の技術開発に関する研究」
(研究代表者:津下一代)
令和2-4年度 国立研究開発法人日本医療研究開発機構「壮年期就労者を対象とした生活習
慣病予防のための動機付け支援の技術開発に関する研究」
(研究代表者:津下一代)

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