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05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (149 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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表3.

業務遂行能力チェックリスト【初任者(保健指導経験年数1~2年目)

対象】
獲得目標

保健指導全般に
関わる能力

















個々の生活習慣に
関して
指導できる能力




評価に関する能力

習得が求められる知識や指導技術
1
特定健診・保健指導の理念・目的を理解している
2
保健指導対象者の選定と階層化の手法を説明できる
3
保健指導プログラムの具体的な内容についてわかりやすく説明できる
4
保健指導技術向上につながる自己学習(知識習得・情報収集)に努めている
5
保健指導に関する研修会等に参加している
6
社会人として必要とされるコミュニケーション能力を有している
保健指導の運営に関する能力
7
健診データ等の個人情報を適切に管理できる
8
プライバシー等に配慮した会場の設置ができる
対処の難しい事例を担当する場合、1 人で解決しようとせずに、上司や先輩に相談できる
9
(場合によっては、保険者に相談できる)
10 グループ支援の進行、説明等ができる
対象者の目標達成状況や保健指導への参加状況に応じた継続支援の方法や頻度を判断すること
11
ができる
保健指導の参加率や効果の向上につながるよう初回面接や継続支援に ICT(ビデオ通話システ
12
ムやアプリケーション等) を組み込むことができる
対象者を理解する能力
13 健診データや問診から、身体状況や保有するリスクを把握できる
14 健診結果からただちに医療機関の受診を要するか否かの判断ができる
メタボリックシンドロームに着目して検査結果の説明や今後起きうる生活習慣病への影響を説
15
明できる
対象者との対話から生活背景及び性格特性等をアセスメントし、行動変容ステージや生活上の
16
課題が整理できる
17 対象者の健康状態改善に向けて、効果が期待できる生活習慣改善法をリストアップできる
対象者の生活背景をふまえ、前向きな自己決定を促す能力
対象者の生活状況を踏まえて、何から改善することが可能か対象者とともに考えることができ
18

19 減量や生活習慣の改善により、健康状態や検査数値にどのような効果を与えるかを説明できる
20 継続的支援のためのツール(体重計・歩数計・スマホ、ウェアラブル端末等)の活用ができる
21 生活習慣、健診データ、関心度や行動変容ステージに合わせた教材の活用ができる
22 記録表から目標に対する実践状況、行動変容ステージを読み取ることができる
実践状況・行動変容ステージを意識して、フィードバック(励まし、賞賛、目標の見直し等)
23
ができる
食生活に関する指導技術
24 食行動と食事量をアセスメントし、食習慣改善の必要性を判断できる
食事と生活習慣病の関連や、代謝の調整とエネルギー、栄養素、食品との関連について説明で
25
きる
対象者の健康課題と生活習慣に合わせて、食生活の多様な取り組みの具体策を提案することが
26
できる
設定した食行動の目標を実行すれば、どの程度の減量効果を期待できるか、エネルギー量に換
27
算して示すことができる
身体活動・運動に関する指導技術
28 身体活動量・運動量をアセスメントし、運動習慣改善の必要性を判断できる
対象者の健康課題と生活習慣に合わせて、身体活動の多様な取り組みの具体策を提案すること
29
ができる
設定した身体活動の目標を実行すれば、どの程度の減量効果を期待できるか、エネルギー量に
30
換算して示すことができる
31 健診結果や病歴から運動実施上の注意事項を説明できる
たばこに関する指導技術
32 喫煙者に対して、禁煙の重要性を高めるアドバイスができる
33 喫煙者に対して、禁煙のための解決策の提案を行うことができる
アルコールに関する指導技術
34 質問票における飲酒量の回答等から、問題飲酒のアセスメントの対象者か判断できる
35 問題飲酒のある対象者に対して、減酒を提案し、具体的な減酒目標を立てることができる
対象者の意欲・行動変容ステージ、生活習慣、検査値の変化を評価して、保健指導方法を改善
36
できる
37 自らの保健指導を評価し、自身の保健指導方法を改善できる

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