05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (8 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html |
出典情報 | 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》 |
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① 数値目標の具体化
○ メタボリックシンドローム改善の場合、6か月で体重の3~5%減量するこ
とで効果が期待できること、いったん体重を減量した後は、その維持が大切
であることを説明する。また、その後の効果の継続のためには、初期の体重
減少の実感が大事である。
② 自己決定の促し
○ 日々の生活の中で実行でき、また継続できるよう、より具体的な行動計画を
設定できるよう促す。
○ 対象者が考え、自己表現できる時間を大切にする。
○ 対象者が取り組むべき行動目標を選択する際には、「目標設定に利用できる
健康行動の実施状況の把握(●ページ)」を参考にしてもよい。
③ 行動化への意識付け
○ 目標達成に対する自信を確認し、達成のために障害となる場合を想定した対
処法を対象者と共に考える。
○ 設定した目標を見やすい場所に明示しておく等、行動化への意識付けを促す。
○ 設定した目標や行動計画を家族や仲間に宣言することを促す。
○ セルフモニタリングの意味と効用を説明する。その際に活用できる行動計画
実施状況把握のためのチェックリストの具体的な例を様式2に示す。
○ 行動目標を設定する際、対象者の行動継続を支援してくれるような身近な支
援者(ソーシャルサポート)を設定し、サポートを得るための具体的な方法
について助言する。
④ 社会資源・媒体等の紹介
○ 具体的な支援媒体、記録表、歩数計等(ICTを利用したものを含む)を紹介
し、可能であれば提供する。
○ 健康増進施設や地域のスポーツクラブ、教室等のプログラムを紹介する。
○ 地域の散歩コース等を消費エネルギーが分かるように距離・アップダウンを
含めて提示する。
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