05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (158 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html |
出典情報 | 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》 |
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① 求められる能力
保健指導において一定の経験年数を有し、保健指導実施者を統括する立場と
して位置づけられる。健康日本21(第三次) やデータヘルス計画等生活習慣病
対策の全体像を理解しつつ、よりよい保健指導を実施すべくチームをまとめて
いく能力が期待される。また運営担当の事務職等と密に連携し、保健事業をマネ
ジメントする力が必要である。
保健指導チームのリーダー的立場にある者は、個人の資質向上の努力に加え、
チームとして結果を出すことを重視して、以下の点を強化すべきである。
幅広い健康政策の知識、保健事業の位置付けの理解
プログラム実施に係る業務マネジメント
チームビルディングのための能力(OJT の企画運営)
外部機関との連携:保険者と保健指導実施機関、保険者と医療機関、
地域・職域連携、外部委託機関等
事業評価と改善の能力
プレゼンテーション能力
学会・研究会参加による専門家とのネットワーク形成、地域の研修会等へ
の貢献
② 研修方法
受講者による事例発表、情報交換等、知識の整理ができる内容が望ましい。
講義形式:
ⅰ)事業計画立案
PDCA サイクルで保健指導プログラムの企画立案・評価・改善を行う基
礎的な知識・方法
保健指導の質の向上に関する仕組み
(OJT 体制、指導内容の評価、アウトソーシングのモニタリング等)
有効なICTツール(ビデオ通話システムやアプリケーション等)の選定
(対象の利用意向、ICTリテラシー、生活スタイル、関心等に基づいた選
定)
学習教材の選定、開発
(科学的根拠に基づいた学習教材の選定、対象者に合わせた工夫)
円滑な指導体制が構築できるようなビデオ通話システムやアプリケーシ
ョン等のICT環境の整備
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