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05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (136 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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○ 受講者が主体的に参加できるようにするため、講義方法を工夫する。


講義の中で受講者同士が短時間でグループディスカッションを行い、講
義内容を整理し理解を深める時間をとる



受講者の実践活動場面に即した内容(計算、シミュレーション等)を準
備する



質問の時間をとる(質問カードを配り、まとめて返答する等)



講義とグループワークを連動させる等

○ 外部講師には保健指導プログラムの流れや研修のねらい、受講者層とそのニ
ーズについて事前に情報提供することが重要である。研修会全体の中での担
当講義の位置付け・役割が明らかになると、講師の資料等の準備にも役立つ。
○ 外部研修の意義として、単に知識の提供だけでなく、保健指導実施者のモチ
ベーションを高める点も忘れてはならない。エビデンスに触れること、講師
の熱意や経験談等から受講者が学ぶことは多い。逆に持論を展開するだけで
研修ニーズに合わない講義、準備不足の講義、ネガティブな発言等には受講
者が落胆する。研修会企画者は受講者の立場に立って講師の選定を行うこと
が大切である。
c.演習時に実施すべきこと(実践にすぐに役立つ演習企画のために)
○ 演習においては、ほかの受講者の様々な意見を聞いて保健指導を多角的に考
えられること、その後の全体のまとめを通じて知識・経験を整理できること
が望ましい。知識としては知っているはずのことであっても、実際の保健指
導の場において活用できていないことに気付き、「知識を活用できる状態に
すること」の重要性を体験することができる。
○ 個人ワーク、グループワーク、全体討議のステップで進め、全員が主体的に
参加できるよう配慮する。個人の考えをまとめる時間がないまま、いきなり
グループでの話し合いに入ると、発言者に偏りが出て議論が深まらないこと
が多い。研修企画者はファシリテーターを配し、進行や適切な時間配分に配
慮する。
(演習に割り当てる時間に応じ、テーマ設定と段取りを考えること)
○ 演習で学習したことを定着させるために、研修終了後OJT として、演習の
内容を復習することを受講者に促す。
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