05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html |
出典情報 | 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》 |
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① 自己紹介
○ 自己紹介の後、対象者の氏名を確認し、保健指導実施者としての立場や役割、
目的、タイムスケジュ-ル等を説明し、面接を実施することの本人の同意を
確認する。
② 話しやすい雰囲気づくり
○ 非言語的アプローチを含め、ねぎらいと感謝で迎える等の雰囲気づくりをす
る。
○ 対象者の話すスピードや理解の度合いを把握し、そのペースを大切にする。
○ 対象者の緊張感等にも配慮しながら、必要に応じてユーモアを入れたり、具
体的例示等を盛り込む等、話しやすい環境づくりに努める。
○ 対象者の生活背景や価値観に配慮する。
なお、ICTを活用した際の保健指導におけるこれらの留意事項は、第3編第3
章3-3を参照のこと。
(3)アセスメント(情報収集・判断)
① 対象者の準備段階や理解力、意欲の確認
○ 対象者が面接目的を理解しているかを確認する。
○ 今回の健診結果とこれまでの健診結果の推移を確認する。
○ 家族歴や家族の状況を確認する等、疾病や健康に対する価値観や関心を探り
ながら話す。
○ 健診結果の持つ意味を対象者と一緒に確認し、データと病態との関連が自分
のこととして認識できるよう支援する。その際、対象者の関心の度合いや理
解度を考慮し、教材を選択し、絵を描く等してイメージを持てるように工夫
する。
○ ほかの検査結果とも関連づけながら、予防や改善に向けての関心や注意を促
す。
○ 対象者の行動変容のステージ(準備状態)の段階を理解する。
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