よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (144 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

修会に参加し研修企画について学ぶことが重要である。また、前述の協議会
の活用や有識者の助言を受けられるようにすること等が考えられる。次年度
の予算化の時期には、過去の研修評価を反映した企画を提案し、絶えず受講
者ニーズや制度を取り巻く状況等を捉えた研修企画につなげていく必要が
ある。
○ 職能団体(医師会、看護協会、栄養士会等)は専門的な知識・技術の研鑽の
場として研修を企画することが多い。研修内容が、一部の専門分野に偏らな
いよう、研修内容の工夫が必要である。
○ 特定保健指導の円滑な実施に当たっては、契約等の事務手続きの円滑化、外
部委託機関との協力体制、個人情報の取扱い、事業評価、人材確保について
の知識が不可欠である。
○ 保険者の事業運営担当者では、健診・レセプト等各種データの活用や保険者
機能、データヘルス計画等との関連も重要である。
④ そのほかの実施主体
○ 民間研修機関は、研修の委託を受けて実施する場合、委託元との綿密な打ち
合わせにより現状、課題、ニーズ把握を行い、受講者のニーズにマッチした
研修になるよう留意すべきである。
○ 保健指導機関においては、計画的なOJTを職場内の責務として計画的に実
施する必要がある。業務を遂行するうえで必要な手順の確認、所属保健指導
機関で用いる指導教材への習熟、保健指導内容の振り返り、保健指導スキル
評価、保健指導の効果の評価、困難事例の研究・カンファレンスは日常管理
において必須である。よりよい保健指導プログラムへの改善のためには、勉
強会の実施や学会・研究会における発表、外部研修受講者が職場内に持ち帰
り情報共有を行う場の設定等を、指導的立場の保健指導実施者を育成する上
で実施することが望ましい。また、自己学習を積極的に勧める。
○ 学会等が認定する生活習慣病予防に関する資格の習得や、保健指導の効果を
高めるスキルアップ研修への参加を通じて、生活習慣病予防の役割を担う専
門職として、キャリアアップを図ることができる。外部研修への参加では、
多機関からの受講者や講師等との交流を通じて、よりよい保健指導へのモチ
365