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05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (160 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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表5.業務遂行能力チェックリスト【保健指導チームのリーダー的立場にある専
門職】
獲得目標

















習得が求められる知識や指導技術
よりよい保健指導を行うために必要な情報の整理と計画
日本再興戦略、健康日本 21(第三次)、日本健康会議等、生活習慣病対策に関する最新
1
情報を習得している
保険者のデータヘルス計画を把握し、特定保健指導、重症化予防等保健事業の位置づけを
2
理解している
3
特定保健指導の実施率や改善率について、目標と現状を把握している
他保険者・機関等の実施報告等の情報を収集し、よりよい方法についてチームで検討して
4
いる
ハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチの相乗効果をねらった事業計画を考
5
えられる
プログラム実施に係る業務マネジメント
6
7

保健事業の
企画・運営
のために
必要な能力

8
9
10
11
12

運営担当者とともに、本年度(もしくは 3 年間等)の保健事業達成目標を明確にできる
対象集団の特性に合わせた保健指導プログラムが作成できる(初回・継続支援の方法、ポ
イント)
上記プログラムの実施にかかる人材、教材・ツール(ICT 含む)・会場、通信機器・環境
等を運営担当者に伝え、必要に応じて調整できる
最新の保健指導ツール(ICT 含む)についての情報を積極的に収集・活用している
事業全体のスケジュール管理ができる
ねらいとする保健指導対象者を効率的に募集する方法を提案し、募集のための体制づくり
ができる
医療機関との連携がスムーズにいくよう、顔の見える関係を築いている

チームビルディングのための能力




保健事業の
評価と、
その結果を
今後の運営
につなげる
能力

13

保健指導実施者の技能を実際の指導場面等から評価することができる

14

所属内で指導技術の維持・向上に向けた OJT と外部研修参加を計画できる

15

事例カンファレンスを定期的に開催している

16

医師・専門家に相談できる体制を作っている

他機関との連携・体制づくり
自機関だけで達成できないことを明らかにし、他機関等(アウトソーシング機関等)との
17
連携を行っている
他機関との連携の際、それぞれの役割と責任、必要な個人情報の種類等について運営担当
18
者と相談し、契約に盛り込むことができる
対象集団について、アウトプット評価(参加率・終了率)、アウトカム評価(満足度、行
19
動変容ステージ、生活習慣、検査値等の変化)ができる
評価結果に基づき、チームで改善策を検討し、マニュアル・教材等の改善、人材養成・配
20
置につなげることができる
評価結果をビジュアル化し、成果を報告できる。また課題を明らかにし、改善策を提案で
21
きる(プレゼン能力)
22 費用対効果の観点から、外部機関と連携・活用するなど より効率的な方法を提案できる
23

保健指導非参加群のデータ分析をおこない、保健指導実施群との比較ができる

24

効果分析をデータヘルス計画の評価へと還元することができる
ハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチの相乗効果を狙う事業等のモニタン
グとその結果を踏まえた事業改善ができる

25

演習形式:
ⅰ)課題解決型演習:事業評価の標準的な手法(ストラクチャー、プロセス、ア
ウトプット、アウトカム等)に基づき、保健事業の課題をリストアップ、その原
因を考え、実行可能な対策を検討する(保健指導実施率の向上、脱落率の低下、
困難事例への対処、等)
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