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05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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追加

体を動かすことや運動することについて、改善しよ
うと思いますか。

追加

飲酒について改善しようと思いますか。

追加

計測・記録(血圧や体重)について改善しようと思い
ますか。

追加

計測・記録(歩数など)について改善しようと思いま
すか。

解説:生活習慣の行動変容ステージを把握するための質問である。行動変容ステージとは、行動変容に
対する準備段階を指し、5つのステージに分けることができる。新しい生活習慣を確立するまでには多
くの困難を伴うため、行動変容ステージに応じた声かけや目標設定をする。生活習慣に関連する生活環
境の把握、行動変容理論に基づく指導、行動変容を阻害する要因の把握などを前提として、指導対象者
の現状に則した行動目標を設定することが望ましい。
無関心期 6ヶ月以内に行動変容を起こす意思がない時期
関心期
準備期

6ヶ月以内に行動変容を起こす意思がある時期
1ヶ月以内に行動変容を起こす意思がある時期

実行期
維持期

明確な行動変容が観察されるが、その継続がまだ6ヶ月未満である時期
明確な行動変容が観察され、その期間が6ヶ月以上続いている時期

10-2

生活習慣の改善について、これまでに特定保健指導を受け
たことがありますか。

①はい

②いいえ

解説:
「標準的な質問票の解説と留意事項」を参照(質問22)
。特定保健指導の利用歴を尋ねることで、
保健指導内容の工夫に繋げる。以前に特定保健指導を利用した後、立案した行動目標の内容、達成状況
や継続状況など、生活習慣の改善に関してうまく行った点、行かなかった点を聞き取って、今回の保健
指導の方針を立てる際の参考にする。特定保健指導を実施しても、保健指導レベルが改善せず、繰り返
し保健指導対象者となる場合、支援に当たって留意する(3-6「2回目以降の対象者への支援」参照)


注1
注2
注3
注4

注5
注6
注7
注8

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