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05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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るため、安全に対する配慮が不可欠である。健康づくりのための身体活動基準
2013、健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)は、上述の身体
活動増加のポイントが分かりやすく示されており、支援ツールとして活用でき
る。これらを踏まえて、対象者個人の健康状態や生活習慣から、重要度が高く、
取組やすい情報について、ポイントを絞って提供することが望ましい。
a 面接による支援
○ 生活習慣と健診結果との関係の理解、メタボリックシンドロームや生活習慣
病に関する知識の習得、生活習慣の振り返り等から、対象者が生活習慣改善
の必要性に気付き、自分のこととして重要であることを認識できるように支
援する。
○ 健康診査の受診後早期に初回面接を行うことは、健康意識が高まっている時
に受診者に生活習慣の改善の必要性を理解させることにつながるため、重要
である。
○ 対象者が、生活習慣を改善するメリットと現在の生活習慣を続けるデメリッ
トについて理解できるように支援する。
○ 対象者の生活習慣の振り返り、行動目標や行動計画、評価時期の設定につい
て話し合い、それらの設定や策定ができるように支援する。
○ 体重・腹囲の計測方法について説明する。
○ 食生活・身体活動等の生活習慣の改善に必要な実践的な支援をする。
○ 必要な社会資源を紹介し、対象者が有効に活用できるように支援する。
○ 初回面接の分割実施の詳細については、「特定健康診査・特定保健指導の円
滑な実施に向けた手引き」を参照のこと。
b 行動計画の実績評価
○ 行動計画の実績評価は、対象者の行動変容の成果を把握すると共に、保健
指導の質を評価するものである。
○ 体重や腹囲の達成目標や設定した個人の行動目標が達成されているか、身体
状況や生活習慣に変化が見られたかについて評価を行う。

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