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05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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(5)科学的根拠に基づく健康行動の理解促進及び教材の選定
① 保健指導の際に活用する資料
保健指導の実施に当たっては、支援のための資料や学習教材等を整備するこ
とが必要であるが、これらは、各学会のガイドライン等を踏まえた常に最新の知
見、情報に基づいたものにしていくことが重要であり、常に改善が必要である。
また、支援のための資料等は、対象者に対するもののみでなく、保健指導実施
者に対する資料も必要となる。さらに、それぞれ支援のための資料等は何を目指
して使用するのかということを明らかにすることと、地域の実情や職域の状況
に応じた工夫をしていくことが重要となる。
○ アセスメントに関する資料
対象者の課題を明確化するために、身体状況、健康に関する意識、生活習
慣、生活環境、家庭や仕事等の社会的背景等についてアセスメントを行うた
めの資料である。
○ 行動目標設定のための資料
達成目標を実現するための行動目標を設定し、評価をしていくための資料
である。
○ 社会資源に関する資料
対象者の行動目標の設定や、目標達成のために必要な社会資源の情報や活
用方法等を提供するための資料である。
○ 知識の提供・生活習慣改善のための資料(学習教材)
生活習慣病やメタボリックシンドロームのような疾患に関する知識、生活
習慣に係る意識啓発や実際に生活習慣を改善するための具体的な方法を提
供するための資料である。
○ 自己実践を支援するための資料(特に継続的に支援するための資料)
対象者が設定した行動目標の達成のために活用する実践状況の記録、通信
による支援等のための資料である。これらには、体重変化や食事内容、活動
量等を対象者自身がモニタリングできるようなアプリケーション等ICTを
活用したものも含まれる。
○ 保健指導実施者用の資料
個別支援やグループ支援の実施方法や実施状況、支援内容の記録等に関す
る資料である。

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