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05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (142 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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② 全国レベルの研修
○ 保険者中央組織、職能団体中央組織等(図5、B レベル)が、全国から受講
者を募集して特定保健指導に関する研修会を開催する場合、研修企画者は国
が実施する特定保健指導に関する研修を受講することが望ましい。一方、学
会等が開催する、生活習慣病に関する病態や行動変容スキルについての講習
等専門職の技術力向上を主たる内容とする研修会では、開催にあたり前述の
研修の受講は求めないが、公開されている国の研修の情報や資料を収集する
等して、その内容を踏まえた研修を実施することが望ましい。
○ 研修の内容としては、特定保健指導についての内容のほか、データヘルス計
画、医療費適正化等に関連した情報、健康医療制度の見直し等に関する動き
等、国の動向についての情報や保健指導に役立つ新しい知見についての情報
提供を行う。また、支部組織や保健指導機関においてリーダー的な役割を果
たす人材の育成も重要であり、専門的な知識や技術に関する講義や事業運営
に関わる演習等の工夫も必要である。
○ 国民健康保険中央会、全国健康保険協会、健康保険組合連合会、職能団体(全
国レベル)(図5、B レベル)は、支部組織(図5、C レベル)を対象とした
研修会を企画している場合には、研修企画力向上のための研修を行うだけで
なく、必要に応じて、支部組織が研修を企画する際の支援を行い、都道府県
や保険者協議会と連携するよう助言する。
○ 健康保険組合連合会、全国健康保険協会では、産業保健分野との連携、ほか
の被用者保険との共同実施等を視野に入れた研修を企画することも必要で
ある。
○ 学会は当該分野の専門家で構成されているので、その専門とする領域を中心
に研修を組み立てることができる。受講者ニーズとしては詳細な専門知識だ
けでなく、その知識等を活用して保健指導をどのように効果的に行うかが重
要であることに留意する。たとえば、保健指導教材の科学的根拠の解説や、
保健指導と医療との関連等について情報提供を行う等が考えられる。学会外
部から受講者を募集する場合には、①研修の目的と達成目標、②研修内容、
③研修受講者の範囲、を明らかにし、受講者がより選択しやすくなるような
情報提供が求められる。
③ 都道府県レベルの研修
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