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05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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アプリケーション等を活用してもらうための導入支援・活用支援の例を提示す
る。
a.事前準備
○ アプリケーション等の導入支援を行うため、面接の形態に関わらずインター
ネットを使える環境を整備し、また、利用者にはスマートフォン等のインタ
ーネット利用機器を持参するよう対象者に周知する。
○ 保健指導実施者は、アプリケーション等の特徴、操作方法、機能などについ
て習熟しておく。支援の幅が広げるため、保険者が導入しているアプリケー
ション等だけでなく、対象者の経験談や評価から各アプリケーション等のメ
リット・デメリットについて情報収集するように努める。
○ アプリケーション等の利用に必要な情報(ID やパスワードなど)やインスト
ールのための情報を資料として準備しておく(面接時にインストールしない
場合にも活用できるようにしておく)。
b.初回面接におけるアプリケーション等の導入のための支援内容
○ 対象者のインターネット利用機器や利用しているアプリケーション等の種
類などを把握し、対象者に合ったアプリケーション等の選択や活用方法を提
案する。
○ 目標設定とセルフモニタリングの意義、アプリケーション等を利用してこれ
らを行うメリットを説明する。
○ 保険者が提供可能なアプリケーション等の特徴・機能について、説明書を用
いたり、実際にアプリケーション等の画面を見せたりして説明する(費用負
担が生じる場合は必ず説明しておく)。
○ アプリケーション等の選択にあたっては、対象者の意図する生活習慣の改善
が見込まれる機能が含まれているか確認する。また、アプリケーション等で
利用する機能は、対象者の生活スタイル、関心、ICT リテラシー等に応じて
取捨選択することも考慮する。
○ 対象者のアプリケーション等への関心や使用希望の有無、実行可能性をアセ
スメント・判断し、対象者の行動目標に合わせて使用するアプリケーション
等を決定できるよう対象者の自己決定を支援する(対象者がすでに使用して
いるアプリケーション等を継続する場合も含む)。
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