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05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (130 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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Webベースのものも含む。以下、アプリケーション等)等のICTを活用し、対象
者が保健指導を受けやすい指導体制や環境整備を行えるように、ICTの推進に関
する研修内容も盛り込む必要がある。
特定保健指導に関する研修会等の企画に当たっては、受講者の知識・スキルの
現状とニーズ、社会からの要請を考慮し、保健指導の実践場面で役立つ内容とす
ることが求められる。全国の多数の保健指導実施者に質の高い研修の機会を提
供するため、更には研修会運営のための費用や受講者の交通費・時間等の効率化
の面を考慮すると、都道府県ごとに実施する等、保健指導実施者に身近な場での
研修の充実が求められる。また、知識伝達型など研修の内容によっては、ビデオ
通話システムを用いたオンライン研修による効率化も考えられる
外部の研修の機会だけでは知識・技術を共に育成することは困難なため、自己
学習の意欲を高めたり、職場内教育(OJT)につながる研修を意識して企画す
ることが必要である(図3)。

研修を企画(Plan)するに当たっては、その目的を十分に考慮して主要なテ
ーマを定めること、受講者が研修会参加によって獲得しうる具体的な目標を考
えることが重要である。受講者のスキルのレベルやニーズに合わせて学習課題
を明確にし、それを達成できるような内容を考えていく。受講者同士がコミュニ
ケーションをとれる機会、相談や助言をできる時間を設けることも重要である。
研修実施(Do)時には受講者が主体的な姿勢で取り組めるよう、段取りやフ
ァシリテーション等に留意する。研修内容は、実際に参加した受講者に合わせた
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