05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (51 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html |
出典情報 | 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》 |
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外食の頻度はどのくらいですか。
①1日2回以上
③週に2〜6回
②1日1回
④週1回以下
追加
スーパーやコンビニの惣菜や弁当を利用する頻度は
どのくらいですか。
①1日2回以上
③週に2〜6回
②1日1回
④週1回以下
解説:外食、持ち帰りの弁当・惣菜の利用に関する質問である。外食・持ち帰りの弁当・惣菜そのもの
が問題ではないが、回数が多い者(週2回以上利用)では、主食・主菜・副菜を揃えて食べる頻度が少
ないことが報告されている注4。したがって、利用頻度の高い者では、偏った食品・栄養素の摂取(炭水
化物、食塩あるいは脂肪の過剰、たんぱく質やビタミンの不足等)の可能性が高いことを念頭に置く。
特に外食の頻度が1日1回以上の場合は、食事の概要を聞き取り(必要に応じて管理栄養士等が詳細に
聞き取り)
、指導を行う。具体的には、持ち帰りの弁当・惣菜に関しては、食塩の摂りすぎにつながりや
すい丼物、麺類に偏るのを避け、主食・主菜・副菜が組み合わされている弁当や、不足しがちな野菜・
果物・乳製品等を一品(別に購入して)摂るように指導する。スーパーやコンビニで惣菜や弁当を週2
回以上利用する者に対しては、どのような惣菜や弁当を購入するかを聞き、栄養成分表示(特にエネル
ギー量、食塩相当量)を参照する習慣の大切さ、食品や栄養差のバランスを摂るための惣菜や弁当の選
択、組み合わせの重要性を理解し、料理や商品の選択を行うように指導する。
2-10 食事は主に、誰が作ったり買ったりしますか。
追加
あなたの家族はあなたの生活習慣の改善に協力的で
すか。
①自分
②自分以外
①協力的 ②やや協力的
③あまり協力的ではない
④協力的ではない ⑤一人暮らし
解説:食生活に関する指導において、調理担当者や生活を共にする家族の協力(ソーシャルサポート)
は重要である。これらの情報を把握した上で、家庭の状況にあった指導を行う。主な調理担当者が本人
であれば、本人に指導することとなる。その際、家族の生活習慣改善への協力に関する質問で、
“協力的”
以外に回答した者(一人暮らし以外)には、家族の嗜好のみに合わせていないかも問う。家族、そのほ
かの者が主な調理担当者である場合は、保健指導の際にできるだけ同席してもらい、協力を強化する。
それが難しい場合には、家族への協力依頼の伝え方を一緒に考え、練習をするのも1つの方法である(ソ
ーシャルスキルトレーニング)。また、家族の協力が得られない者でも、食行動変容に成功した事例など
を伝えてやる気を高める支援を行う。
追加
フライや天ぷらを好んで食べますか。
①はい
②いいえ
追加
肉の脂身を好んで食べますか。
①はい
②いいえ
解説:油脂の摂取に関する質問である。脂肪の摂取は、量と質に留意が必要である。肉の脂身、ラード
を用いたフライや炒め物などには血中の総コレステロール、LDLコレステロールの上昇に働く飽和脂肪
酸が多く含まれている。そのため、こうした食物を好んで食べる者で、血中の総コレステロール、LDL
コレステロールの高い者や高めの者に対しては、それらの摂取を控える指導が必要である。天ぷらに関
しては一般に植物性油を使用しているため、血中の総コレステロール、LDLコレステロールの上昇には
大きな影響はない(エネルギーの過剰な摂取がなければむしろ低下に働く)。しかし、天ぷらを好む者
は、一般に油脂の摂取が多いためにカロリー摂取が過剰となり、身体活動量の不足が重なる場合には肥
満につながる。フライ、肉の脂身を好んで食べる者についても同様である。そのため、肥満、メタボリ
ックシンドロームを有する者に対しては、これらの好みに対して、当該食品の摂取の量や頻度を少なく
すること、肉の脂身は調理の際にできるだけ取り除くこと、外食の場合には、肉の脂身を食べずに残す
ようにするよう指導する。
3. 運動・身体活動状況
3-1
1週間の中で運動する時間を設けていますか。
①はい
追加
現在,月に1回以上行うスポーツや運動はあります
か。
運動の内容、実施時間(月回数、1回あ
たりの実施時間)を問う。
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②いいえ