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05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
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追加

毎日、乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)をと
っていますか。

①はい

②いいえ

解説 :乳製品は、日本人で不足しやすい代表的な主要栄養素であるカルシウムの効率的な摂取源であ
る。一方、血中総コレステロール、LDLコレステロールが高い者に対しては、乳製品中の飽和脂肪酸の
摂取を制限するため、低脂肪や無脂肪の乳製品の選択を指導する。また、牛乳の良さを過信して1日に
500〜1,000ml近く摂取している場合もあるため、多量摂取者に対する指導も必要である。
2-6

糖分の入った飲み物を習慣的に飲みますか。

①飲む

②飲まない

解説:飲み物に入っている砂糖の摂取量を問う質問である。
「①飲まない」と回答した者の中には、スポ
ーツドリンクや微糖飲料などのように、実際には砂糖が含まれているが、そのことを正しく認識できて
いない者も含まれている場合もある。保健指導では、普段、どのような飲み物を良く飲んでいるか聞き
取り、必要に応じて主な飲料に含まれている砂糖の量を示す教材等を用いるなど、砂糖の摂取量の自覚
を促す工夫が必要である。
2-7

習慣的に間食をしますか。

①する

②しない

解説:
「標準的な質問票の解説と留意事項」を参照(質問16)
2-8

食塩の多い食材(麺類、佃煮、漬物、梅干し、干物、
練製品等)や濃い味付けのものを毎日食べています ①食べる
か。

追加

味付けをしたおかずに、さらにしょうゆ、ソース、塩
などをかけますか。

①かけない ②味をみてかけたり、かけ
なかったりする ③味をみずにかける

追加

減塩のための工夫をいつもしていますか。

①はい

②いいえ

追加

味付けは濃いほうですか。

①はい

②いいえ

追加

丼もの、カレーライスやめん類を食べる頻度はどの
くらいですか。

①毎日 ②週5〜6回
③週3〜4回 ④ほとんどない

追加

めん類を食べる時、汁を飲みますか。

①ほとんど全部飲む
ほとんど飲まない

②食べない

②半分位飲む ③

解説:食塩の摂取状況に関する質問である。日本人成人の食塩摂取量(2019年)は1日男性10.5g、
女性9.0gであり注6、食事摂取基準2020年版で示されている値(男性7.5g未満、女性6.5g未満)や、
高血圧予防のための摂取目標量である6g未満、WHOの目標量の5g未満に比べてはるかに多い。食塩
の過剰摂取は、高血圧や脳卒中の確立されたリスク因子であることから注10、過剰摂取が疑われる場合
は、前項の食事パターンや外食・持ち帰りの弁当・惣菜の質問の回答も考慮して、食品の選択、味付け、
調理の工夫に関する指導を行う。その際、減塩に関心のある者に対しては、個人の嗜好や習慣に合わせ
た様々な減塩食注11-12を紹介することが有用である。減塩のための工夫をしていると答えても、必ずし
も減塩につながっていない場合があるので、食事内容を聞き取り、主要な食塩摂取源を推定することが
大切である。管理栄養士による詳細な食事調査が行えればなお良い。味付けが濃いと答えた者には、出
汁や香辛料等を上手に使い、素材の味を活かすことを提案する。丼もの、カレーライスやめん類を食べ
る頻度が多いと一般に食塩摂取量が多くなるので、ほかの質問の回答を考慮しながら、頻度を減らすよ
う指導する。また、外食・持ち帰りの弁当・惣菜の利用が多い者には、栄養成分表示の食塩相当量の表
示を利用し、より低塩のものを選択する、弁当等に添えられた調味料の使用を減らすなど、具体的な工
夫を行動目標として設定するよう支援する。
2-9

外食、惣菜、市販の弁当を習慣的に食べますか。

271

①食べる

②食べない