提案書05(0802頁~0998頁)医療技術評価・再評価提案書 (107 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
266203
経管栄養・薬剤投与用カテーテル交換法
日本神経学会
経管栄養カテーテル交換
導入時の
手技料
K664 胃瘻造設術
経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻
造設術を含む)
6,070点
導入時の
手技概要
交換時手技料
交換時の
手技概要
一般的な経管栄養カテーテルの場合
は、経皮的内視鏡下胃瘻造設
(PEG造設)
*内視鏡使用、安全で簡便な手技
薬剤投与用カテーテル交換
K664-3 薬剤投与用胃瘻造設術
8,570点
*K664との差分は 2,500点
特定保険医療材料費を考慮した差分は 920点
経管栄養カテーテル交換
一般的には胃瘻チューブ
の交換のみなので
安全で簡便な手技
交換頻度:4‐6ヶ月
ステップ①経皮的内視鏡下胃瘻造設(PEG造設)
ステップ②空腸チューブをトライツ靭帯を越えて留置
*鎮静、内視鏡、X線透視を併用して行う
*チューブが2種必要
*空腸チューブは薬剤吸収のためチューブの先端を
十二指腸及びトライツ靭帯を越えて留置する
*比較的難易度は高く所要時間もかかる
【現行】J043-4 経管栄養・薬剤投与用カテーテル交換法 200点
胃瘻チューブの交換
■胃瘻チューブと空腸チューブの両方を交換時:
ステップ①胃瘻チューブの交換
ステップ②空腸チューブをトライツ靭帯を越えて留置
■空腸チューブのみ交換時:
空腸チューブをトライツ靭帯を越えて留置
手技の
難易度
交換頻度
胃瘻チューブの交換は安全で簡便な
手技である
4~6ヶ月に1回
胃瘻チューブの交換は安全で簡便な手技であるが、その
後の、空腸チューブは薬剤吸収のためチューブの先端をト
ライツ靭帯を越えて留置するため、比較的難易度は高く
所要時間もかかる
・鎮静、内視鏡、X線透視を併用して行う
1~2年に1回
薬液投与用カテーテル交換
薬液吸収のために空腸カテーテルの先端を
トライツ靭帯を超えて留置する必要があり、
比較的難易度は高く所要時間もかかる手技
交換頻度:1‐2年
薬剤投与用カテーテル交換は、導入時と同様に、鎮静、内視鏡、X線透視を併用して空腸チューブ先端を薬剤吸収部位であるトライツ靭帯を越
えて留置するため、人員が必要であり、かつ比較的難易度が高く、所要時間もかかる手技である。
経管栄養カテーテル交換とは目的や難易度が異なる別々の手技にもかかわらず一括りで同じ200点と評価とされているため別の項目を設定し、
内視鏡と透視を併用して、チューブ先端を十二指腸及びトライツ靭帯を越えて留置する[J034 イレウス用ロングチューブ挿入法(730点)]
と同程度の評価とするのが妥当と考える。
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