提案書05(0802頁~0998頁)医療技術評価・再評価提案書 (93 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
266201
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
神経学的検査(D239-3)
日本神経学会
12神経内科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
29脳神経外科
関連する診療科(2つまで)
22小児科
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
令和2年度
神経学的検査(遠隔診断)
無
追加のエビデンスの有無
D
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
D239-3
1-A
算定要件の見直し(適応)
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
○
その他」を選んだ場合、右欄に記載
神経学的検査(D239-3)を、へき地、医師少数区域等の医療機関に受診する神経疾患患者を対象に音声画像双方向性ビデオカンファレンスシステ
ムを用いたオンライン診療により行うもの。対面での診察が必須となる一部の項目は、D to P with Dにより評価するが、あらかじめ当該項目の
評価結果を送信すれば、現地担当医の同席は不要とする(Store and Forward型オンライン診療)。
文字数: 192
再評価が必要な理由
神経疾患は多岐にわたり、診断には経験豊富な専門医の診察が必須である。神経疾患患者は、自ら移動することが困難な障害を有することも多
く、遠隔地の住民は専門医の診察を受けることができない。診断確定後には免疫療法やデバイス治療等、専門的かつ高度な治療・管理を行うこと
で良好な転帰を得ることができるが、これら高度医療へのアクセスも制限され、最新治療の恩恵にあずかることもできない。公平性の担保、医療
の均霑化の上からオンライン診療(DtoPwithD)によるへき地、医師少数区域等の医療機関に受診する患者の神経学的検査(D239-3)を可能にすべ
きである。この改定は、へき地等支援施設からの巡回診療、医師派遣、代診医派遣事業の軽減にも資するものと思われる。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
専門医育成を行うとともに、専門的かつ高度の神経疾患の診断・治療を提供している、日本神経学会教育施設等の人口カバー率は90%を超えてい
るが、それでもこれら施設に到達困難な患者は各地に散在している(約912万人と推定)。人口10万人当たりの有病率からパーキンソン病約1万
人、重症筋無力症は2000人、多発性硬化症は90-450人、ALSは200人が十分な診断治療を受け難い地域に居住している可能性がある。これらの地域
には、巡回診療、医師派遣等で何らかの対応は行われているものと思われるが、ICTの利活用により国民皆保険下における公平性の担保は可能と
思われる。
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
現在のD239-3は、対面診療のみを想定した診療報酬となっている。
D
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
D239-3
医療技術名
神経学的検査
894