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提案書05(0802頁~0998頁)医療技術評価・再評価提案書 (117 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

268101

難病患者治療継続生活指導管理料

日本神経治療学会

【技術の概要】

【既存の治療法との比較】

・医師の指示に基づき、看護師(要件は別
に規定)が再発抑制/進行抑制を目的とし
て別に定める治療薬の開始/継続および生
活の維持・向上のために必要な指導を十分
なプライバシー保護を保証できる環境にお
いて30分以上実施する。

・再発進行性、難治性、若年発症などの特徴から多発性硬化
症(MS)患者には医療者による患者環境の理解と生活への助言、
支援がQOLの維持向上と治療継続に重要であり、その有用性
は内外の研究で報告されガイドラインにも取り上げられてい
る。いっぽう、生活支援は看護師の重要な役割であるが外来
看護の評価が低い現状では医療機関は看護配置に積極的にな
りにくい。

【対象疾患】
・●多発性硬化症患者

(適用すべき疾患/治療の範囲は適宜に考慮・拡大を検討)

厚生労働省令和2年度班会議抄録集(2021
年)によると、わが国の多発性硬化症患者は
約18,000人と推定される。その内の約8割が
疾患修飾薬を使用している(J Neurol
2015;262:831-6)と仮定すると算定可能な推定
対象患者数は約14,400人。MSの看護外来を積
極的に実践しているA病院における実績(疾患
修飾薬使用患者の16%で看護外来実施)を参
考にすると実施対象患者数は年間約2,300人
と推定される。

・提案技術の保険収載により難病医療に精通した看護師によ
る当該患者さんの治療継続、生活の質の向上、社会参画の維
持拡大が期待され、患者さんのメリットは勿論、患者さんの
社会参画は国民の利益にも繋がる。さらに外来診療の質の向
上、効率化、医師の働き方改革への好影響も期待される。

【診療報酬上の取扱】
・B 医学管理等
・250点
(小児特定疾患カウンセリング料を参考に、
実施時間の要件、実施者の 職能/要件を勘案)

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