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提案書05(0802頁~0998頁)医療技術評価・再評価提案書 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険未収載技術用)
整理番号

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

259101
改訂版標準読み書きスクリーニング検査(STRAW-R)
日本小児精神神経学会

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

22小児科
21精神科

関連する診療科(2つまで)
36リハビリテーション科

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
改訂版標準読み書きスクリーニング検査(STRAW-R)
提案当時の医療技術名
場合、右欄も記
載する


令和4年度

追加のエビデンスの有無



提案される医療技術の概要
(200字以内)

STRAWの小学生各学年におけるひらがな、カタカナ、漢字それぞれの音読と書字に関する検査に、小学校1年生から高校3年
生までの音読速度を調べる速読課題、漢字の音読年齢が算出できる漢字音読課題、中学生用の漢字単語課題などが加わり、
2017年にSTRAW-Rとして改訂された。学習障害に対する診断や訓練および支援の指標が得られるものである

文字数: 166
対象疾患名

保険収載が必要な理由
(300字以内)

「学習障害」(ICD-10コード

F81

)(学習障害、発達性読み書き障害、小児失語)

「発達障害」に分類されている、注意欠陥多動性障害や広汎性発達障害については、診断と支援が進みつつあるが、一方で
「学習障害」についての評価方法が統一されず、診断、訓練、支援方法も進展しないままである。この検査は、「学習障
害」の中核である発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)の評価を行う検査方法として用いられるものであり、近年
増え続けている発達障害が疑われる小児の特徴を医療的な見地からより明確に診断し、その支援につなげるために保険診療
において診断の補助検査として保険収載必要と考える。

文字数: 244
【評価項目】

①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等

学齢期の読み書きに問題がみられる児童が対象。(6歳から17歳ごろ:小学校から高等学校)

②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)

検査者1名が患者1名を相手に40-45分程度かけて検査、評価をする。

区分
③対象疾患に対
して現在行われ
ている医療技術
(当該医療技術
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
ること)



番号

283、285

医療技術名

WISC-III、WISC-IV、WISC-Ⅴ、K-ABC、K-ABCⅡ

既存の治療法・検査法等の内容

検査には約90分以上を要し、さまざまな分野の評価をした上で知能指数を算出するものである。言語発達の遅れがみられる
児に対しては、抽象的な語や物事の理解についておおまかな評価を得ることはできる。

④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム

⑤ ④の根拠と
なる研究結果等

研究結果

読み書きの学習到達度を具体的に調べ、学習における困難点をより明確にし、支援方法が具体的に示される。

日本語話者の児童生徒を対象に信頼性と妥当性が確認され標準化がなされた。
1b

ガイドライン等での位置づけ

ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
る。)

812

改訂版 標準 読み書きスクリーニング検査(STRAW-R)─正確性と
流暢性の評価─ 宇野彰ら著 2017 インテルナ出版