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提案書05(0802頁~0998頁)医療技術評価・再評価提案書 (150 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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1)名称

Guided self-change for bulimia nervosa incorporating use of a self-care manual.

2)著者

Thiels C, Schmidt U, Treasure J, Garthe R, Troop N.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Am J Psychiatry. 1998 Jul;155(7):947-53.

4)概要

イギリスの62名の神経性過食症患者を対象としたランダム化比較対照試験。セルフヘルプ本と8セッションのガイドによるセルフヘルプ認知行動
療法と、16-20セッションの週1回の個人認知行動療法を比較し、治療終了後43週までフォローアップ調査した。主要評価項目にEDE構造化面接に
よる過食、排出行動の頻度を用いて、治療終了後43週のフォローアップ時に、ガイドセルフヘルプ群は、過食の完全寛解率70%、一方通常の認知
行動療法では、71%の過食の完全寛解率が得られ、ほぼ同等の有効性が確認された。

1)名称

A randomized controlled trial of family therapy and cognitive behavior therapy guided self-care for adolescents with bulimia
nervosa and related disorders.

2)著者

Schmidt U, Lee S, Beecham J, Perkins S, Treasure J, Yi I, Winn S, Robinson P, Murphy R, Keville S, Johnson-Sabine E, Jenkins M,
Frost S, Dodge L, Berelowitz M, Eisler I.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Am J Psychiatry. 2007 Apr;164(4):591-8.

4)概要

イギリスで行われた85名の13歳以上の思春期青年期の神経性過食症患者に対するガイドセルフヘルプ認知行動療法と、家族療法のランダム化比較
対照試験、6か月後までフォローアップした。ガイドによるセルフヘルプを用いた認知行動療法は、家族療法に比較し、過食の頻度の減少、低コ
スト、ドロップ率の低さが有意に認められ、より速やかな治療効果と費用対効果が高い治療法であることが証明された。

1)名称

Randomized controlled trial comparing smartphone assisted versus traditional guided self-help for adults with binge eating.

2)著者

Hildebrandt T, Michaelides A, Mackinnon D, Greif R, DeBar L, Sysko R.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Int J Eat Disord. 2017 Nov;50(11):1313-1322.

4)概要

米国で行われた過食性障害に対するスマートフォンを用いた12セッションのガイドセルフヘルプ認知行動療法のランダム化比較対照試験。対照群
は、1回60分の対面式セルフヘルプ認知行動療法。治療終了後24週後フォローアップを行った。DSM-5の過食性障害,神経性過食症の診断基準に
該当する男女66名を対象とした。治療終了時の客観的過食頻度、完全寛解率は63%、スマートフォンを用いたガイドセルフヘルプ認知行動療法
が、通常のガイドセルフヘルプ認知行動療法よりも有効であり、アドヒアレンスも良好であった。6か月後のフォローアップでは、両群に有意差
はなかった。

1)名称

Transporting Cognitive Behavioral Therapy (CBT) and the Improving Access to Psychological Therapies (IAPT) project to Japan:
preliminary observations and service evaluation in Chiba. The Journal of Mental Health Training,

2)著者

Kobori M, Nakazato M, Yoshinaga N, Shiraishi T, Takaoka K, Nakagawa A, Iyo M, Shimizu E

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Education and Pracitce. 9(3): 155-66. 2014.

4)概要

日本で行われた神経性過食症に対するオープン試験。モーズレイ病院で開発され、海外でエビデンスの確立されたガイドセルフヘルプの翻訳版テ
キストを用いた、12セッションにフォローセッションを加えた認知行動療法をおこなった。セッションの前後で治療効果を判定したところ、
BITEの症状評価尺度、重症度尺度において、不安尺度、全般的健康度の面において有意な改善が認めたられた。

1)名称

A single-arm pilot study of guided self-help treatment based cognitive behavioral therapy for bulimia nervosa in Japanese clinical
settings.

2)著者

Setsu R, Asano K, Numata N, Tanaka M, Ibuki H, Yamamoto T, Uragami R, Matsumoto J, Hirano Y, Iyo M, Shimizu E, Nakazato M.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

BMC Res Notes. 2018 Apr 25;11(1):257.

4)概要

日本で行われた神経性過食症に対するオープン試験追試研究。25名の成人神経性過食症患者を対象に、ガイドセルフヘルプの翻訳版テキストを用
いた、16セッションにフォローセッションを加えた認知行動療法をおこなった。セッションの前後でBITEの症状評価尺度、重症度尺度において、
不安尺度、全般的健康度の面において有意な改善が認めたられた。対面式症状評価は、治療終了時の完全寛解率、客観的過食症状40%、客観的自
己誘発嘔吐 48%、ドロップアウト率 8%。

⑭参考文献1

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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