提案書05(0802頁~0998頁)医療技術評価・再評価提案書 (182 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
273203
尿蛋白量評価における尿中クレアチニン測定の保険適用
日本腎臓学会
課題①:慢性腎臓病(CKD)は未診断率が高い。CKDは重症化するまで無症状であり、
重症化予防には早期診断が最も重要である。尿蛋白/クレアチニン比は診断の際の必須項目である。
さらに、
※その他、降圧薬選択、IgA腎症病性評価指標、ネフローゼ症候群診断・治療効果判定、IgA腎症難病申請にも必要
尿蛋白/クレアチニン比は腎疾患診療の根幹をなす検査
課題②:再診時、尿試験紙定性検査とともに、尿蛋白/クレアチニン比を得るために尿蛋白と尿クレアチ
ニンの検査を行っても、尿試験紙定性検査を行うのみで算定できる尿・糞便等検査判断料(34点)のま
まであり、尿蛋白/クレアチニン比を追加で行う診療報酬上のメリットがなく、CKDの早期診断において
大きな役割を果たすべき「かかりつけ医」での実施が進まない。また、腎臓専門機関においても、診療上
の必要性から、頻回に当該検査を行うが、経営的なデメリットを許容している。
課題解決のために、
腎疾患判定加算(尿蛋白/クレアチニン比を測定した場合)の創設
※
案:22点程度
最大年4回まで
期待される効果:
CKD未診断率の低下、適切な診療の促進を通じ、CKD重症化による末期腎不全患者の減少や心
983
血管イベント抑制→国民のQOLの向上と医療費抑制を齎す