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提案書05(0802頁~0998頁)医療技術評価・再評価提案書 (73 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑥普及性

年間対象患者数(人)

500,000

国内年間実施回数(回)

約600,000

※患者数及び実施回数の推定根拠等

日本循環器学会が集計したJROADによると、国内の主要な循環器診療施設で年間に経胸壁心エコー法は5,901,475件、経食道
心エコー法は117,962件が施行された。そのうち、画像サーバーが導入されている医療機関は10%未満であり、約600,000件
以下の検査がデジタル保存されていると推定する。

⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

国内外の画像診断機器メーカから多数の画像サーバーシステムが販売されており、コンピュータ断層撮影を行う医療機関で
は導入が進んでいる。しかし、心臓超音波検査の画像を画像サーバーに保存している医療機関は、3次医療機関と、2次医療
機関の一部に限られている。心臓超音波検査と画像サーバーとの接続は各メーカーともに経験が豊富にあり、容易である。

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)

画像サーバーシステムを導入し、心臓超音波検査の画像データをこれに保存している医療機関

人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)

該当せず

その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)

保存された画像データは、電子カルテと同様に「真正性・見読性・保存性」が担保されている必要がある。

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

医療機器認定を受けた画像サーバーシステムを使用することで、個人情報の安全性は確保される。

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

個人情報保護の面から保存されたデータの安全性は確保される必要がある。また、診断根拠として心臓超音波検査の動画を
保存することは社会的な必要性、妥当性が高いと考える。



妥当と思われる診療報酬の区分
⑩希望する診療
報酬上の取扱い

点数(1点10円)

120点(一連の撮影について1回に限り、120点を所定点数に加算する)

その根拠

画像診断の電子画像管理加算と同額(同じ画像サーバーを使用するため)

区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

区分をリストから選択

番号

該当せず

技術名

該当せず

具体的な内容

該当せず

増(+)

プラスマイナス

予想影響額

予想影響額(円)

182,975,900円

その根拠

増額分:加算1200円/件x60万件/年、検査件数減少による減額:心臓超音波検査の10%程度の重複を削減できる。

備考

経胸壁心エコー法880点×5,901,475件と経食道心エコー法は1500点×117,962件の計から包括となる入院中の検査を除外
し、その10%を増額分から差し引く。

医療機器として画像サーバーと閲覧用端末が必要である。また、画像のDVDなど記録媒体への書き出しと、記録媒体からの
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
取り込みを行える付属品が必要である。
器又は体外診断薬
富士フィルム社のSynapse、グッドマン社のGoodnet、他にフィリップスメディカル、GEヘルスケアなど多くの画像診断機器
(主なものを記載する)
メーカが販売している。
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

3)調べていない

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

該当せず

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他

該当せず

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

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