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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

主務大臣による評価

自己評価
<評定と根拠>
評定:A

評定

(自己評定Aの理由)
・ 専門看護師の配置数については、100%を下回ったものの、その他定量
的指標について、達成度が100%以上であった。
・ 下記理由により定量的指標について、一部達成率が100%を下回ったも
のの、その他の達成率が100%以上であり、定量的指標以外の目標につい
ても良好な結果を得た。


高度な判断能力と実践能力をもつ特定行為を実施できる看護師の配置は、
多職種協働によるチーム医療の提供や、医師の業務に係るタスク・シフティ
ング、タスク・シェアリングにも資するため、医療の質の向上につながる。
各病院が特定行為研修修了者を配置する意義を理解できるよう活動事例・効
果を紹介する等、法人としてより積極的かつ主体的に特定行為を実施できる
看護師育成のための取組を行い、各病院における特定行為研修に関する理解
がさらに深まったことにより、令和5年度は、特定行為を実施できる看護師
を110病院、計423名配置し、達成度は144.4%となった。新たに
3病院が特定行為研修制度における指定研修機関となり、機構全体で38病
院が指定研修機関となる等研修を受講しやすい環境を整備し、特定行為がで
きる看護師の育成に努めた。



各専門領域における高度な専門的知識・技能を有する専門・認定看護師及
び専門・認定薬剤師等の配置は医療の高度化・複雑化に対応するためのチー
ム医療の推進につながる。令和5年度においては、認定看護師1,174
名、専門看護師76名、認定薬剤師1,420名、専門薬剤師106名を配
置し、達成度はそれぞれ103.0%、98.7%、101.1%、11
0.4%となり、質の高い医療提供の取組を引き続き推進した。



専門看護師の配置が目標達成できなかった要因としては、令和5年度の新
たに取得した者が2名であったのに対して、辞職者2名、未更新者1名であ
り、資格取得者数よりも辞職者数等が上回った。令和5年度の資格取得者
は、令和3年4月に大学院に進学した者であることから、新型コロナ感染症
の拡大により受講者が減少したことが目標達成できなかった要因となってい
る。

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