資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (59 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
主務大臣による評価
自己評価
○ ウクライナ支援
・ JICAの人間開発部の事業において、ウクライナにおける救急・災害医療の支援が
令和5年より開始された。そのために、ウクライナ保健省、救急災害対応局、そしてW
HOウクライナオフィスから11名が招聘され、日本の災害・救急医療の現状を見学・
視察した。DMAT事務局員は、ウクライナ側の視察希望を事前にミーティングで受け
取り、見学施設などの調整を行い、日本の災害・救急医療の知見を共有した。
令和6年度以降、ウクライナ側はDMATの構築や、ウクライナ内の災害医療情報シ
ステムの構築、災害時の精神科対応などの知見共有を希望しており、JICA人間開発
部からの依頼を受け、継続的にウクライナへの災害医療体制構築の支援を行っていく。
<評価の視点>
・ 防災業務計
画に基づき初
動医療班や医
療班の派遣体
制及び災害拠
点病院等にお
ける医療救護
体制の充実を
図るとともに
必要な研修を
実施している
か。
3.災害研修の実施・総合防災訓練への対応
(1)災害研修の実施
大規模災害発生時の傷病者受入等多種多様な状況に適切に対応できる知識・技術の習
得及び災害時の医療救護活動として、被災地に派遣する初動医療班・医療班の業務上必
要な知識・技術の向上を図り、災害時対応能力の充実を図る災害医療従事者研修及び初
動医療班・医療班研修(NHO本部主催)について、令和5年度においては、13病院
66名が参加した。
(2)総合防災訓練等への対応
令和5年度においても引き続き、内閣府が主催する政府の総合防災訓練(広域医療搬
送実働訓練)へ職員を派遣した。
NHOの病院においても、自院又は自治体等が開催する災害対応訓練に82病院で参
加した。
4.災害派遣精神医療チーム(DPAT)訓練等への参加
厚生労働省が平成26年度に策定した「災害派遣精神医療チーム(DPAT)活動要領」
に定めるDPATを有する病院として、令和5年度末では22病院167名の隊員を有して
いる。令和5年度には、琉球病院外5病院から医師・看護師・精神保健福祉士がDPAT訓
練等に引き続き参加し、各都道府県の担当職員とともに、大規模演習を通じて、大規模災害
時における心のケア向上に係る意識と知識の向上に努めた。
5.新型インフルエンザ等対策に関する業務計画に基づく訓練
NHOは新型インフルエンザ等対策特別措置法における指定公共機関であり、新型インフ
ルエンザ等発生時に地方公共団体等と相互に連携協力し、円滑かつ適切な医療活動に資する
よう「国立病院機構新型インフルエンザ等対策に関する業務計画」(平成26年度1月17
日施行)及び「新型インフルエンザ等対策に関する業務計画に係る機構対策本部業務実施要
領」(平成30年1月1日施行)を作成している。
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評定
年度計画の目
標を達成した。