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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績
(8)NHO病院の医療機能の移転
<東徳島医療センター・徳島病院の機能統合について(ポスト NICU の移転)>
東徳島医療センター(徳島県板野郡板野町)及び徳島病院(同吉野川市)がそれぞれ
実施しているセーフティネット分野の専門医療等について、将来にわたって実施できる
体制を確保するとともに、患者の療養環境を更に充実していくため、徳島病院の機能を
東徳島医療センターの地に移転・統合し、徳島県地域医療構想を踏まえ、現在、両病院
が有している医療機能の充実・強化等を図ることとした基本構想を平成30年2月に公
表した。
徳島県の小児医療については、その機能を支える医師を確保していくことが課題とな
っており、特に、ポストNICU病床の専門医療については、合併症や在宅移行支援な
どの患者ニーズにも対応していくことが求められていることから、徳島病院のポストN
ICU病床8床について、関連する医療機能をより広く持つ東徳島医療センターへ移
し、患者ニーズにより対応できるようにすること、併せて、両病院の医療資源を有効活
用するため、組織の合理化(一体の組織運営)を図ることを決定し、令和5年3月に公
表した。
令和6年2月にポストNICU病床8床の移転を完了し、令和6年4月から東徳島医
療センター及び徳島病院を一体の組織「とくしま医療センター」として運営を開始し、
医療機能の持続可能性を高め、徳島県全体の医療体制に貢献していく。
○主な動き
平成29年12月 徳島県東部地域医療構想調整会議で機能再編案を説明
平成30年 2月 基本構想の公表
令和 5年 3月 当面の対応(ポストNICU病床の移転等)の公表
令和 5年11月~令和 6年 2月 ポストNICU病床の移転
令和 6年 4月 「とくしま医療センター」(一体の組織運営)運営開始
<信州上田医療センターへの上田市立産婦人科病院の医療機能の集約について>
長野県上田市の市立産婦人科病院では、医師確保が困難な状況等が続いていたため、市
立産婦人科病院の医療機能を信州上田医療センターに集約することにより安定的で持続可
能な医療提供体制の構築を目指して、令和3年11月に上田市において「市立産婦人科病
院のあり方(方針)」が策定された。
令和4年度末をもって市立産婦人科病院での分娩が中止されたことから、令和 5 年度に
おいては、医師や医療スタッフの確保、施設整備等の体制整備を着実に行ったうえで、分
娩数の増加に対応し、妊産婦の受け入れを円滑に行った。
令和5年度末をもって市立産婦人科病院は閉院となったことから、今後も、上田市と連
携しながら、地域における安全・安心な周産期医療提供体制の確保に貢献していく。

40

主務大臣による評価
自己評価
評定