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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績
2.チーム医療推進のための研修等の実施
医療の質向上を目指し、メディカルスタッフの専門知識の強化、チーム医療推進の支援を
目的とした研修を例年実施しているところだが、令和5年度については、新型コロナの5類
移行により再開された集合形態の研修に加え、テレビ会議システムを用いての研修を併用し
た。
【強度行動障害医療研修】(本部主催)
強度行動障害とは、「直接的他害(噛みつき、頭つきなど)や間接的他害(睡眠の乱
れ、同一性の保持例えば場所・プログラム・人へのこだわり、多動、うなり、飛び出し、器
物破損など)や自傷行為などが、通常考えられない頻度と形式で出現し、その養育環境では
著しく処遇困難な者をいい、行動的に定義される群である」とされている。
入所施設で支える仕組みから地域生活を支える仕組みへと変化している中で、医師だけで
なく、看護師・児童指導員・心理療法士など患者の24時間の生活に接する多職種で行うチ
ーム医療で治療等を行う必要性がある。
強度行動障害に対する行動療法や行動分析、医療安全の実施、障害児(者)の地域移行に
ついて学ぶことに加え、行動分析の仕方と目標行動の設定の仕方について、具体的な事例を
もとにしたグループワークを展開することを目的とした研修を、令和5年度においてはテレ
ビ会議システムを活用して実施し、43病院から83名が参加した。
当該研修を通じて強度行動障害医療の専門性をさらに高め、NHO内での治療内容(技
法・プログラム)の均てん化を目指しており、強度行動障害を専門とする若手精神科医の育
成やチーム医療の推進に繋がっている。
参加職種:医師2名、理学療法士・作業療法士10名、心理療法士1名、看護師40
名、児童指導員10名、保育士12名、療養介助員等7名、言語聴覚士1名
【障害者虐待防止対策セミナー】(本部主催)
障害者虐待防止法を踏まえて、虐待とされる事案を未然に防ぐために、有識者の講演だ
けでなく、職員自らが障害者目線となったロールプレイを通じて、自らの言動や行動を振
り返り、自施設で取り組むべき課題を明らかにすることを目的とした研修を、令和5年度
においてはテレビ会議システムを活用して実施し、56病院から56名が参加した。
参加職種:看護師28名、児童指導員9名、保育士8名、療養介助員等11名

27

主務大臣による評価
自己評価
評定