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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

① 医療計画
等で求められ
る機能の発揮
国立病院機
構が有する人
的・物的資源
と病院ネット
ワークを有効
に活用しなが
ら、地域の医

① 医療計画
等で求められ
る機能の発揮 <評価の視点>
国立病院機 ・ 地域の医療
構が有する人
需要の変化へ
的・物的資源
の対応に自主
と病院ネット
的に取り組
ワークを有効
み、必要な機
に活用しなが
能を維持しつ
ら、地域の医
つ、地域に求

療需要の変化
への対応に自
主的に取り組
み、必要な機
能を維持しつ
つ、地域に求
められる医療
に貢献する。
その上で、
必要に応じ

療需要の変化
への対応に自
主的に取り組
み、必要な機
能を維持しつ
つ、地域に求
められる医
療に貢献す
る。
また、各都

て、各都道府
県の地域医療
構想の実現に
向けて、国立
病院機構とし
ては個々の病
院ごとにその
機能や、地域
医療需要、経
営状況につい

道府県の地域
医療構想に基
づいた地域医
療構想調整会
議等へ積極的
に参加し、各
病院が地域で
担っている診
療機能を踏ま
えた役割の明

て総合的に勘
案し、地域の
ニーズに応じ
た機能転換や
再編等を検討
していく。
また、地域

確化に引き続
き努める。
その上で、
必要に応じ
て、各都道府
県の地域医療

められる医療
に貢献してい
るか。



主務大臣による評価
自己評価

医療計画等で求められる機能の発揮

1.地域医療への取組

評定
年度計画の目
標を達成した。

(1)5疾病・5事業への対応
都道府県医療計画において、5疾病5事業及び在宅医療の実施医療機関として位置付
けられており、各病院では、新型コロナへ対応しつつ、地域で必要とされる役割を果た
している。
具体的には、救急車受入数については、229,530件(対前年度比11,818
件増、105.4%)であり、手術件数は、203,701件(対前年度比821件
増、100.4%)と新型コロナに積極的に対応しつつ地域医療にも大きく貢献した。
また、在宅医療機関と連携し緊急時に在宅患者の入院を受け入れる在宅療養後方支援病
院(※)について、39病院(対前年度±0病院)指定されており、地域における在宅
医療の推進及び在宅医療提供体制の確保に寄与した。
(※)在宅を担当する医療機関と連携し、連携医療機関の求めに応じた24時間診療
が可能な体制を確保するとともに、緊急入院の必要がある場合に受け入れる病院
【各都道府県の医療計画における5疾病・5事業に係る記載状況(令和5年度末)】
・5疾病:がん86病院、脳卒中90病院、心筋梗塞66病院、糖尿病80病院、精神
46病院
・5事業:救急医療115病院、災害医療69病院、へき地医療15病院、周産期医療
62病院、小児医療97病院
(2)地域医療支援病院の指定状況
医療法により、地域における医療機関の役割分担と連携を図り、「地域完結型医療」
を目的に創設された地域医療支援病院に、令和5年度においては61病院が指定されて
おり、地域医療の支援に引き続き貢献した。
(3)がん対策推進基本計画への対応
3病院が都道府県がん診療連携拠点病院、29病院が地域がん診療連携拠点病院、2病
院が地域がん診療病院にそれぞれ指定されており、専門的ながん医療の提供、がん診療の
地域連携協力体制の構築、がん患者・家族に対する相談支援及び情報提供等を実施してい
る。
1病院(令和5年度末)が、がんゲノム医療拠点病院の指定を受け、がんゲノム医療中
核拠点病院と協力し、がんゲノム情報に基づく診療や臨床研究・治験の実施、新薬等の研
究開発、がんゲノム関連の人材育成等について貢献している。
また、14病院(令和5年度末)が、がんゲノム医療連携病院の指定を受け、がんゲノ
ム医療中核拠点病院と連携して遺伝子パネル検査に関する診療機能体制の整備や遺伝子カ
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