資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (40 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
業務実績
主務大臣による評価
自己評価
国が進める地域医療構想において、病床の機能分化・連携を進め、ダウンサイジング
や機能転換等を念頭においた議論が各地域において進められていく中で、地域医療構想
における再検証要請が求められている病院を含め、地域等の患者、住民が必要とする医
療を安定的かつ継続的に提供する必要があることから、次の点について、各病院へ周知
を図った。
・新型コロナウイルス感染症の対応を行っている状況下ではあるが、今後も地域医療構
想の基本的な枠組み(病床の必要量の推計・考え方など)を維持し着実に進めていく
ことや、第8次医療計画において、5事業に「新興感染症等の感染拡大時における医
療」が追加されるといった国の方針が示されていることを踏まえ、2025年に向け
て実現すべき規模・機能及びその実現のための道筋を定める経営戦略の策定又はその
評定
見直しを行い、毎年度計画に反映の上、取り組むとともに、経営戦略に基づく具体的
な方針を示しつつ、地域関係者の理解を得ていくよう取り組む必要があること。
・2040年に向けた中期的な状況や見通しを踏まえた内部・外部環境の分析結果、同
感染症による環境の変化などを正確に見極め、同感染症対応に係る経験を踏まえた今
後の新興感染症に関する自院の役割なども見通した上で経営戦略の策定及び見直しを
行うこと。
<評価の視点>
・ 各都道府県
の地域医療構
(6)紹介受診重点医療機関
令和5年度からスタートした紹介受診重点医療機関制度(※)において、かかりつけ
医などからの紹介状を持って受診いただくことに重点をおいた医療機関(紹介受診重
想の実現に向
けて、個々の
病院ごとにそ
の機能や、地
域医療需要、
経営状況につ
いて総合的に
勘案し、地域
のニーズに応
じた機能転換
点医療機関)として、76病院が指定された。
(※) 厚生労働省の制度。これにより、患者がまずは地域の「かかりつけ医療機
能を担う医療機関」を受診し、必要に応じて紹介を受けて「手術・処置や化学
療法等を必要とする外来を行う医療機関」を受診することで、外来待ち時間の
短縮や勤務医の外来負担軽減等の効果が見込まれる。
や再編等を検
討している
か。
(7)NHO病院主催の地域医療機関との新興感染症発生を想定した感染対応力向上のため
の訓練
<三重病院>
地域全体の感染予防・感染防止対策の向上のため、令和4年度に引き続き、同病院が中
心となり、地域の連携医療機関17施設と合同して、新興感染症等が発生し患者を受け入
れる場合を想定した訓練を実施した。
令和5年度には、新たに日常的に使用する機会が少ない感染症対策機材の体験や展示、
また、トリアージや患者誘導の検討のための患者搬送経路の確認などを行い、地域で連携
した感染対応力の向上を図った。<高崎総合医療センター等>
令和5年度に、上記と同様の訓練が行われており、地域と連携した新興感染症の発生等
を想定した訓練の実施等の取り組みを評価する感染症向上加算1を、89病院において取
得した。
39
年度計画の目
標を達成した。