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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (142 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

(3)働き方
改革への適切
な対応
タスク・シ
フティングの
推進や労働時
間をより確実
かつ効果的に
把握・管理す
るための取組

(3)働き方 <評価の視点>
改革への適切 ・ 病院が出退
な対応
勤時刻の記録
タスク・シ
ツール(IC
フティングの
カード、スマ
推進や労働時
ートフォン
間をより確実
等)や勤務時
かつ効果的に
間を管理する
把握・管理す
ためのシステ
るため、病院
ムを導入し、

を行い、医師
の長時間労働
の見直しを含
め、職員全員
の勤務環境改
善を進めると
ともに、労働
法制の遵守の
徹底を図る。

が出退勤時刻
の記録ツール
(ICカー
ド、スマート
フォン等)や
勤務時間を管
理するための
システムを導
入し、適切な
運用を支援す

適切な運用を
支援する等の
取組を行い、
医師の長時間
労働の見直し
を含め、職員
全員の勤務環
境改善を進め
るとともに、
労働法制の遵

①長時間労働の改善
医師にかかる時間外・休日労働時間の上限規制が令和6年4月より適用されたが、
NHOでは、原則として、令和5年度までに全ての医師の時間外・休日労働時間数を
年間960時間以内とすること等を目指して取組を進めてきた。その結果、特定労務
管理対象機関としては、令和6年4月現在で9病院(B水準:9病院、C—1水準:1
病院)が都道府県からの指定を受けている。
また、働き方改革を一層推進していくため、本部がタスク・シフティングの取組事
例を収集し、病院長会議等を通じて横展開すること等により、タスク・シフティング
を進めるとともに、令和4年度診療報酬改定において病棟における看護補助者の配置
を評価する看護補助体制充実加算が新設され、取得のためには看護師等の研修受講が

る等の取組を
行い、医師の
長時間労働の
見直しを含
め、職員全員
の勤務環境改
善を進めると
ともに、労働
法制の遵守の
徹底を図る。

守の徹底を図
っているか。

要件とされたことから、本部において教材を作成し、令和5年度から院内研修で活用
できるようにした。

主務大臣による評価
自己評価

(3)働き方改革への適切な対応

評定
年度計画の目
標を達成した。

1.働き方改革への取組
(1)長時間労働の削減に向けた取組
最優先課題である「長時間労働の削減」の取組を推し進めるため、平成29年度にN
HOに「労働環境改善対策本部」を設置しており、令和元年度に取りまとめた「国立病
院機構における労働環境改善の取組みについて(第二次中間報告)」を踏まえ、令和5
年度においては以下の取組を実施した。

②ICTソリューションの積極的な活用による働き方改革(再掲)
SUREプロジェクト3つの理念に沿って、1.医療の質の向上、2.業務の効率
化・生産性の向上、3.危機管理機能の向上をより具体化するため、テレビ会議システ
ムを導入し、令和3年度からNHO総合情報ネットワークシステム(第4期HOSPn
et)の抜本的な更改に向けた取り組みを開始するなど、ICTソリューションの積極
的な活用による働き方改革の実現に引き続き取り組んでいる。
また、全病院にテレビ会議システムを導入したことにより、グループや病院とのよ
り円滑な意思疎通を図り、即時に連携することが可能となったほか、災害時や新興感染
症発生時等の危機管理対応の際に迅速な状況把握と意思決定を行えるようになってお
り、特にNHO内における会議、研修等で積極的に利用することにより効率的な業務運
営体制の構築に向けた取組みを推進していく。

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