よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価

主務大臣による評価

業務実績

自己評価

【NHOにおける指定医療機関数及び病床数(注)括弧内は全国の数値】
病院数
病床数
令和5年4月 14病院(35病院) 415床(856床)

評定

【NHOにおける医療観察法病棟入院患者数(1日当たり)】
令和4年度 399.0人 → 令和5年度 377.2人
【医療観察法MDT研修】(再掲)
医療観察法病棟としてあるべき「治療とは」、そして最終目標である「社会復帰とは」
という重要なテーマに対し、多職種によるディスカッションを通じて、精神科医療の底上
げを図ることを目的とした研修を、令和5年度については、テレビ会議システムを活用し
て実施し、34病院から148名が参加した。
(MDT:Multidisciplinary team)
3.質の高い結核医療の実施
(1)我が国の結核医療におけるNHOの役割
結核医療は、NHOで担う医療の重要な一分野であり、ほとんどの都道府県において
結核医療の中心的役割を担っており、年々、結核患者は減少傾向であるが、地域におけ
る必要性から体制を維持しつつ、多剤耐性結核など難易度の高い結核にも引き続き対応
した。
結核病床については、入院患者数及び病床利用率は低下傾向にあることから、効率的
な病棟運営のため、複数の結核病棟を保有している病院においては、病棟の休棟又は廃
止、また、単一の結核病棟を保有している病院においては、結核病床を一部削減の上、
一般病床とのユニット化を行うなどの取組を令和5年度も引き続き進めている。

結核病床を有する病院
延べ入院患者数(結核)
うち多剤耐性結核延べ入院患者数
<評価の視点>
・ 多剤耐性結
核や複雑な管
理を要する結
核への対応を
行っている
か。

多剤耐性結核の占める割合
在院日数(結核)
病床数(結核)
病床利用率(結核)

令和4年度
44病院
174,067人
1,664人





令和5年度
42病院
144,357人
2、243人

0.96%
43.1日
1,184床
46.6%






1.55%
59.5日
1,169床
39.4%

(2)結核患者に対するDOTS(直接服薬確認療法)の推進
結核の蔓延を防止し、多剤耐性結核の発生を予防するためには、結核患者に確実に抗
結核薬を服用させる必要があり、厚生労働省はDOTS(直接服薬確認療法※1)を推
69

年度計画の目
標を達成した。