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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (79 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

2 臨床研究
事業
機構の病院
ネットワーク
を最大限活用
した迅速で質
の高い治験の
推進やEBM
推進のための
大規模臨床研

2 臨床研究 2 臨床研究
事業
事業
臨床研究事
業において
は、質の高い
標準的な医療
の提供と我が
国の医療政策
の形成・評価
に貢献するた

究に、より一
層取り組むと
ともに、他の
設置主体も含
めたこれらの
分野に精通す
る医療従事者
の育成及び認
定臨床研究審
査委員会の適

め、研究倫理
を遵守しつ
つ、病院ネッ
トワークを活
用してEBM
推進の基礎と
なる科学的根
拠を築くデー
タを集積し、
その情報を発

正な運用を図
ることによ
り、我が国の
臨床研究及び
治験の活性化
に貢献するこ
と。
また、電子
カルテデータ
等から標準化

信する。ま
た、迅速で質
の高い治験や
臨床研究のた
めのIT基盤
を充実する。

された診療デ
ータを収集・
分析するデー
タベースを引
き続き運用
し、更なる標

主務大臣による評価

自己評価
<評定と根拠>
評定:A

評定

(自己評定Aの理由)
・ 定量的指標において、達成度が100%以上であった。


下記理由により、難易度が高い定量的指標について、達成度が100%
以上であり、その他の目標についても特に良好な結果を得た。



定量的指標としている「英語論文掲載数」については、NHO全体で

研究により得られた成果を国内外に広く情報発信するため、英語論文の
投稿や学会発表について、積極的に取り組んでいる。
これまでに、我が国全体における臨床医学系論文数の増加割合を大幅
に超える伸び率で増加させてきている中、毎年、前年度より増加させ、
令和5年度までに平成30年度の実績と比べ、5%以上増加させること
は難易度が高い。令和5年度は、目標値2,697本に対して、2,8
60本となり、達成度は106.0%となっている。
○ 「世界最先端IT国家創造宣言」(平成27年6月30日閣議決定)に
おいてNHOに対して求められている「電子カルテデータを標準的な形
式に変換して出力・集積する事業を先行的に実施し、対象病院を順次拡
大できる汎用的な手順書を作成して公開する」という我が国の電子カル
テデータ標準化の全国普及・展開に資するため、他の機関に先駆けて、
電子カルテ情報を収集・集積するIT基盤(国立病院機構診療情報集積
基盤(NCDA※))を平成27年度に構築し、令和5年度は新たに1病
院を加えた77病院まで対象病院の拡大を図っている。また、平成29
年度に当初は収集できなかった診療経過記録や退院時サマリ、紹介状デ
ータについても集積ができるよう改修したことで、より精度の高い臨床
疫学研究等の実施が可能になるデータベースとして運用している。さら
に、今後標準規格となることが予定されているHL7FHIR準拠規格
について、データ収集が可能となるよう、導入に向けた検証を行った。

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