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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

<評価の視点> 4.病院間医療安全相互チェックの実施
・ 地域の医療
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症の感染状況等を踏まえ令和2年度より導入した
機関はもとよ
オンラインによるディスカッション形式に加え、対面による方法も再開し次のような形で実
り国立病院機
施した。
構内の病院間
① セーフティネット分野の病院の相互チェックについては、重症心身障害、筋ジストロ
での医療安全
フィーを含む神経・筋難病、精神科医療のそれぞれの病院機能に応じた3種類のチェッ
相互評価の推
クシートを用意し、同じ機能を持つ「セーフティネット分野の病院間での相互チェッ
進等を通じ
ク」を81病院で実施した。
て、医療安全
日頃から類似の医療を提供している職員がセーフティネット分野の医療に特化したチ
対策の一層の
ェック項目などで評価し、より的確な指摘・助言をするとともに、相互の情報共有の場と
充実を図って
いるか。

主務大臣による評価
自己評価
年 度 計 画 の 目 評定
標を達成した。

しても有効な相互チェックを実施することができ、セーフティネット分野の医療の質の向
上に貢献している。
② セーフティネット分野以外の病院の相互チェックについては、重点課題として「転
倒・転落防止」、「食事中の窒息予防」、「急性肺血栓塞栓症予防」、「ハイリスク薬の
取り扱い」の4テーマに絞って相互チェックを50病院で実施した。
セーフティネット分野以外の病院は、診療報酬上の医療安全対策地域連携加算を取得
しており、病院毎に連携する医療機関と医療安全対策に関する相互評価を年1回程度実施
しているが、それとは別に、NHO独自の取り組みとして、特に重篤な状態に繋がるリス
クが高い重点課題項目について相互チェックを実施することで、医療安全対策の一層の充
実を図った。

<評価の視点> 5.院内感染防止体制の強化
・ 院内感染対
策に関する研
(1)各病院における体制の強化
修の実施、病
全ての病院において院内感染防止対策委員会等を開催し、アウトブレイクになり得る
院間相互での
可能性が高い多剤耐性菌、季節性インフルエンザ、ノロウイルス等の院内サーベイラン
感染防止対策
スを実施し、医療関連感染の減少に向けたアウトブレイクの早期発見、感染予防等の取
に係る評価等
組を着実に実施するとともに医師・看護師・薬剤師・事務職等で構成される院内感染対
の取組 、院内
策チーム(ICT)又はそれに準ずる院内組織を全ての病院で設置している。
感染に関する
情報収集・分
析により、院
内感染対策の
標準化に取り
組んでいる
か。

また、感染管理を専門分野とする認定看護師を配置するなど、院内感染防止体制の強
化を図るとともに、全病院において、院内感染対策に係る基本的知識を習得するため、
院内研修を令和5年度も引き続き実施した。
この他の取組として他の医療機関との合同カンファレンスを128病院で実施したほ
か、89病院で他の医療機関と相互に感染防止対策に係る評価の実施に取り組むととも
に、前年度から引き続き123病院が院内感染防止対策サーベイランス事業(JANI
S)に参加し、院内での感染症に関わる情報提供を行うことにより、国の院内感染対策に
貢献した。
20

年度計画の目
標を達成した。