資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (26 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
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中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
主務大臣による評価
業務実績
自己評価
臨床評価指標
の新規項目開
発・見直しを
行うととも
に、特に重点
的に取り組む
べき指標を選
定して、臨床
評価指標を活
用したPDC
の新規項目開
発・見直しを
行うととも
に、特に重点
的に取り組む
べき指標を選
定して、臨床
評価指標を活
用したPDC
Aサイクルに
(3)診療看護師(JNP)の活動
NHOでは、全国に先駆けて、高度な判断と実践能力を持ち、多職種協働によるチーム
医療を提供できる「診療看護師(JNP)」(※)を育成しており、令和5年度も引き続
き、診療看護師研修病院への配置を推進した。
病院での最初の1年間は内科や外科など複数診療科のローテーションで勤務し、2年目
以降に各診療科に配置され、医療の質を担保しつつ、医師のタスク・シフティングに貢献
している。
東京医療センターでは、診療看護師(JNP)が入院患者の状態に応じて包括的指示に
基づく診療行為をタイムリーに実施しており、心臓血管外科に配置している診療看護師
(JNP)が術後管理等を行うことで、医師は手術や外来診療に専念することができてい
Aサイクルに
よる継続的な
医療の質の改
善を促進す
る。あわせ
て、病院間で
改善事例を共
有するととも
に、第三者評
価による認定
よる継続的な
医療の質の改
善を促進す
る。あわせ
て、各病院の
委員会活動か
ら得られた改
善事例を全病
院で共有する
とともに、第
る。長崎医療センターにおいては、意識障害や運動障害等の症状が残存する患者の転院搬
送も診療看護師(JNP)が担っており、地域医療にも貢献している。さらに、教育セン
ターに副看護師長として配置されている診療看護師(JNP)は、特定行為研修指定研修
機関の指導者としても活動し、研修受講中及び修了後の受講者への継続的な支援も実施し
ている。
の取得に努
め、国立病院
機構の医療の
質の向上を図
る。
これらの取
組を通じて得
られた成果を
取りまとめ情
報発信し、我
三者評価によ
る認定の取得
に努め、国立
病院機構の医
療の質の向上
を図る。
これらの取
組を通じて得
られた成果を
取りまとめ情
が国の医療の 報発信し、我
質の向上に貢 が国の医療の
献する。
質の向上に貢
献する。
※診療看護師(JNP):JNPはNHO独自の呼称であり、大学院修士課程(いわゆる
NP教育課程)を修了し、特定行為21区分38行為を含めた
医療行為を医師の指示を受けて幅広く実施し、診療部に配置さ
れている看護師を指す。
【診療看護師研修病院指定病院、配置数】
令和4年度 44病院 116名 → 令和5年度
44病院
120名
(4)特定行為研修修了者の活動
NHOにおいては質の高い医療の提供及びタスクシフトを目的に特定行為を実施できる
看護師の配置を進めている。
特定行為研修修了者を病棟・手術室・外来に配置し、手順書に従って診療の補助行為を
行うことにより、チーム医療の推進に寄与している。
新潟病院では、特定行為研修(在宅・慢性期領域)修了看護師を病棟に配置し、医師
が実施していた長期療養中の患者に対する気管カニューレ交換や胃ろうカテーテル・胃ろ
うボタンの交換をタスクシフトしている。患者の生活に合わせた特定行為を実施しQOL
の向上に貢献している。また、高崎総合医療センターでは、特定行為研修(術中麻酔管理
領域)修了看護師を手術室に配置し、術中麻酔管理の補助を行うことで、手術の待ち時間
短縮や麻酔科医の緊急手術への迅速な対応に貢献している。
令和5年度は、新たに3病院が指定研修機関となり、機構全体で38病院が指定研修機
関となった。(全国の指定研修機関412施設のうち9.2%をNHOが占めている)
25
評定