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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (136 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

して一体的な <評価の視点>
組織運営を進 ・ 国の政策や
める。
医療に係る経
その中で、
営環境の変化
国の政策や医
等に迅速かつ
療に係る経営
的確に対応
環境の変化等
し、国立病院
に迅速かつ的
機構全体とし
確に対応し、
て経営の健全
国立病院機構
全体として経
営の健全性を
保つととも
に、適切なリ
スクマネジメ
ントが行える
よう、理事長
が一層リーダ
ーシップを発

性を保ってい
るか。

2.本部の経営分析部門と病院の事務部門との連携強化
(1)経営分析手法の共有の推進
NHOにおいては、各病院それぞれが、2040年を見据えた経営戦略の策定・見直し
や収支均衡に取り組んでいるところであり、その取り組みをサポートするために活用でき
る経営分析ツール、経営改善事例集、厚生労働省から発出されている平成18年度以降の
診療報酬に関する疑義解釈等のデータベース等について、本部において作成・更新をし、
各病院に対し、随時共有を図っている。
本部では、経営分析ツールとして、外部環境分析に活用するための近隣医療機関との勢
力比較図(バブル図)、内部環境分析に活用するための各種経営指標(1月100床当た
り医療収益など約50項目)のグループ病院(診療機能・規模が類似する病院)平均との
比較一覧や入院期間別単価・在院日数シミュレーション、大型医療機器稼働実績などを更
新し、各病院に対し、共有している。
また、当該ツールについては、適宜追加及び見直しを実施しており、令和5年度は新た
に、医事業務委託の業務量と契約金額を他院と比較できるツールを作成し、その他の費用
についても年度毎の推移を比較できるようツールの見直しを行った。さらに、外来治療継
続率等を他院と比較できるツールの作成を行うなど、経営改善に係るツールの充実を図
り、各病院で当該ツールを活用できるよう共有した。

揮できるマネ
ジメント体制
を構築する。
また、上記の
3つの理念に
沿って、1.医
療の質の向
上、2.業務の
効率化・生産
性の向上、3.

(2)病院経営研修の実施
毎年、地域医療構想の趣旨や今後の医療提供体制の展望、病院経営に係る基礎知識など
の理解、経営分析ツールを活用した経営分析手法や経営戦略能力の向上を目的として、事
務部門に加え、看護職員やコメディカル職員を対象とした病院経営研修を実施している。
令和5年度においては、より多くの職員が研修に参加できるよう、昨年度に引き続きe
ラーニングシステムを活用して研修を実施し、対象者を全職員に拡大した。(受講者数:
222名)
また、受講者がこの研修で得た知識を各病院においてより実践的に活用できるよう研修
内容の見直しを行い、理解を深めてもらうための練習問題をeラーニングシステム上で作
成し、研修内容の充実を図った。

危機管理機能
の向上をより
具体化し、同
時に働き方改
革を実現する
多様な用途へ
の活用・拡張
可能なコミュ

3.資金回送の効率化や経営状況の適切な把握
病院における業務キャッシュフローと財務キャッシュフローを分別管理するために、キャ
ッシュマネジメントシステム(CMS)を導入するとともに、病院・本部間の短期・長期貸付
金制度を見直して、病院の資金状況を見える化し、令和5年度も引き続き運用している。
また、法人全体の資金の有効活用を目的として、本部病院間での迅速な資金移動を可能と
する資金管理システムを導入し、資金移動ができる体制を整備し、令和5年度も引き続き運用
している。
135

主務大臣による評価
自己評価
年度計画の目
標を達成し
た。

評定