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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

主務大臣による評価
自己評価

(3)紹介率と逆紹介率の向上
近隣医療機関等への定期的な訪問や、退院支援看護師の配置による退院支援の強化等に
より、紹介率(※)、逆紹介率の向上に努め、引き続き地域医療に貢献した。
各病院においては、急性期医療だけでなくセーフティネット系医療といった地域で求めら
れる医療機能を担っている中で、第三期中期計画期間で既に高い水準となっているにもか
かわらず、令和5年度においては、紹介率は81.6%、逆紹介率は76.6%となり、
達成度もそれぞれ106.7%、119.5%と計画値を上回った。
<定量的指標>
・ 紹介率
逆紹介率

【紹介率・逆紹介率】
令和4年度
・紹介率
・逆紹介率

75.6%
70.3%

令和5年度



81.6%
76.6%

評定

年度計画の目
標を上回る実
績をあげた。

※ 紹介率:受診した患者のうち他の医療機関から紹介されて来院した患者の割合。
<評価の視点>
・ 入退院時支
援や資産の有
効活用などに
より、介護・
福祉施設との
連携強化を図
るっている
か。
<定量的指標>
・ 入退院支援
実施件数

(4)入退院支援センターにおける介護・福祉施設との連携及び在宅支援
年度計画の目
各病院の入退院支援センターにおいて、入院時には在宅サービス事業者と連携し、患者 標を達成した。
の生活状態や身体機能に即した入院説明を行い、退院時には介護、福祉に関わる機関との
連携や訪問看護ステーションの活用などスムーズな在宅医療への移行に取り組んでいる。
また、院内における在宅支援の相談窓口の強化を図るため、地域医療連携室、がん相談支
援センター、患者相談窓口の機能を統合して、患者支援センターとして運用を行っている
例もある。
【入退院支援実施件数】
入退院支援実施

令和4年度
257,491件



令和5年度
294,803件

3.地域の救急医療体制への取組
(1)地域の救急医療体制の強化
地域の医療ニーズを踏まえて、三次救急への取組も充実させており、救命救急センター
を21病院設置している。また、二次医療機関と一次医療機関との役割分担が進んできた
ことから、各病院は、より重篤な患者の受入れを積極的に行うなど、地域の救急医療体制
強化に令和5年度も引き続き貢献した。
なお、令和5年度においては、消防法に基づく救急告示病院として91病院が指定され
ている。

42

年度計画の目
標を上回る実
績をあげた。