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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

院間相互での
感染防止対策
に係る評価等
の取組、院内
感染に関する
情報収集・分
析により、院
内感染対策の
標準化に取り
組む。
安全で適切
な医療提供の
確保を推進す
るため、検体
検査の品質及
び精度の確保
に努める。
医療安全の
観点から、使
用医薬品の標
準化・適正使
用を引き続き
推進する。
これら取組
の成果を医療
安全に係る年
次報告書の公
表など情報発
信に努める。

3.医療事故に係る情報共有及び教育体制

(2)新人看護師等を対象とした全病院統一の研修ガイドラインの運用
本ガイドラインでは、病院における医療安全管理体制についての基本的理解や医療現場
における倫理の重要性、院内感染防止やME機器の取扱いなど、医療安全に関わる知識・
技術について、経験年数毎の達成目標との比較を行いながら修得できるよう示している。
令和5年度においても、引き続き本ガイドラインに基づいた各病院での研修を通じて、
新人看護師に対して採用後早い段階で医療安全に係る研修を行うことにより、医療安全に
関わる知識・技術の向上に努めた。
(3)NHO本部での研修の実施
NHO本部で実施する新任の院長、副院長、統括診療部長、看護部長、薬剤部(科)
長等を対象とする研修において、医療安全に関する講義やグループワークを実施した。
(4)各グループでの研修の実施
全グループにおいて、医療安全に関する具体的な事例分析等の演習を通して、実践的な
知識、技術を習得し、適正な医療事故対策能力を養成するとともに、医師・看護師・事務
職等職種毎の職責と連携の重要性を認識することを目的とした医療安全管理対策に係る研
修を令和5年度も引き続き実施した。
グループ主催研修の受講者は、研修の成果を自院で活用し医療事故防止に繋げていくた
め、研修内容を踏まえ、病院において「医療メディエーションの役割」や「ヒューマンエ
ラー事例分析」などの院内研修を実施するとともに、医療安全管理マニュアルの見直し等
を行い、医療事故防止策の充実を図った。

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自己評価
評定

(1)医療事故報告に係る集計・分析及び情報共有
各病院における医療安全対策の推進に資するため、NHO本部へ報告された事故事例等
を素材として、どの病院でも共通して起こり得ると思われる事例のうち患者影響度が高い
事例を中心に、生体情報モニターのアラーム対応不備が関係する医療事故や誤嚥・嚥下・
窒息事故の防止に向けた取組について、令和5年度においても具体的取組等を整理して各
病院に周知し注意喚起を行った。

令和4年度 12回
(参加人数583名)

主務大臣による評価

令和5年度 14回
(参加人数657名)