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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価

主務大臣による評価

業務実績

自己評価

<評価の視点> 2. 患者・家族が相談しやすい環境や体制を充実させるための取組
・ 患者・家族が
医療内容を理
(1)医療相談窓口の設置等
解し治療の選
患者が相談しやすい環境を整備するため、全ての病院において医療相談窓口を設置して
択に主体的に
いる。そのうち133病院においては、患者のプライバシーにも配慮するため相談窓口を
関わることが
個室化している。残りの病院についても、第三者に会話が聞こえにくいように、パーテー
できるように
ションを設ける等可能な限りの対策を講じている。
相談しやすい
また、都道府県などが開催しているピアサポーター養成研修を修了したがん治療体験者
環境や体制を
がピアサポーターとして、自らの経験を生かしながら、患者や家族の不安や悩みを共有
充実させてい
し、相談や支援を行っている。
るか。

・総合案内における看護師長等による患者・家族への対応・・・114病院
・薬剤に関する質問や相談に薬剤師が随時対応できる体制・・・125病院
【特徴的な取組例】
神経難病など長期入院になる患者が多く、在宅から看取りまで様々な要望があるため、
MSW及び看護師が入院前に全ての患者に面談を行い、現状を確認、確認した内容を病棟
の受持看護師と共有し、患者の対応をしている。患者の病状変化等によるニーズの変化な
どがあった場合、再度面談を行い対応をしている。(山形病院)
(2)医療ソーシャルワーカー(MSW)の配置
診療に係る社会的、心理的、経済的問題などについて相談に応じ、解決への支援を行う医療
ソーシャルワーカー(MSW)を配置している。令和5年度においてはMSWを7名増やし、
137病院586名で相談体制の更なる充実を図った。
【MSWの配置状況】
令和4年度
137病院

579名



令和5年度

137病院

586名

(3)周産期及び産後の育児支援
周産期医療を提供している病院においては、家族のニーズに合わせた満足度の高い、安
心なお産及び育児支援ができるよう、院内助産所や助産師外来を設置している病院もあ
る。また、核家族化や出産年齢の高齢化に伴う、産後の家族のサポート不足を原因とした
育児への不安や負担感を軽減するため、産後ケアに取り組む病院もある。

14

年度計画の目 評定
標を達成し
た。