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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

体制の構築
を進め、地
域において
必要とされ
る医療を安
定的かつ継
続的に提供
する。
また、機構
内職員のみ
ならず、地
域の医療機
関や介護・
障害福祉分
野等の関係
者 に 対 し
て、これま
での新型コ
ロナウイル
ス感染症対
応で得られ
た経験や国
内外の様々
な知見を踏
まえ、感染
症対応にか
かる研修を
実施する。

・令和5年7月10日
福岡県・大分県大雨特別警報(福岡県、大分県)
・令和5年7月15日
秋田県豪雨災害(秋田県)
対応期間:令和5年7月15日~令和5年7月17日
事務局からの派遣延べ人数:6人日
・令和6年1月 1日
石川県能登半島地震(石川県)
対応期間:令和6年1月2日~令和6年3月31日(4月以降も継続中)
事務局からの派遣延べ人数:827人日
令和6年1月1日に発生した石川県能登半島地震においては、発災直後からDMAT事
務局員が立川DMAT事務局(災害医療センター内)に参集するとともに、大阪DMAT
事務局(大阪医療センター内)に対策本部を設置し、石川県との連絡調整や被害状況の情
報収集等を開始した。
また、翌日には、4名のDMAT事務局員を石川県庁に派遣し、現地での支援等に当た
らせ、その後、順次、派遣を拡大し、輪島、珠洲等へ展開するなど、3月末までに延べ8
27人のDMAT事務局員を派遣し、現地のDMAT本部等の支援等を実施した。
(4)DMAT事務局の国外活動
○ 対パレスチナ支援
・ イスラエルのガザへの攻撃、及びガザ国境の封鎖により多数のパレスチナ難民がガザ
南部に避難し、また多くの死傷者が発生し、複数の国際医療チームがエジプトを経由し
てガザに入る支援が行われた。
WHOから国際医療チームの調整支援の要請があり、またJICAが対パレスチナ支
援検討のための調査団を編成し、その一員として、DMAT事務局員1名がエジプト、
カイロに派遣された。そこで、日本のDMATで行う本部調整活動、ならびに情報処理
の手法が使用され、ガザ内で活動する医療チームの情報を集約し、ガザ保健省、エジプ
ト保健省、WHOに報告する支援を行った。
○ モルドバ支援
・ 令和4年、ロシアのウクライナ侵攻により、難民支援が必要とされ、国際医療チーム
がモルドバに派遣され、支援活動が行われた。WHOからは国際医療チームの調整支援
が要請され、DMAT事務局から1名がJICA調査団として派遣された。
また、モルドバ保健省からは、日本の災害医療体制、特にDMATの導入を希望する
要望があり、これを受けてJICA人間開発部が支援事業を実施した。具体的には、モ
ルドバ関係者を日本に招聘し、令和5年11月6日から13日までの期間にDMAT導
入の研修・訓練見学を実施し、さらに令和6年2月25日から29日までの期間にはイ
ンストラクター養成の研修をDMAT事務局員6名で候補者に提供した。
令和6年度もモルドバにおける災害医療チーム構築の支援を継続して行っていく。

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主務大臣による評価
自己評価
評定