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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (69 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

主務大臣による評価
自己評価

引き続き久里浜医療センターが全国拠点機関に指定されており、国立精神・神経医療研究
センターとの連携のもと、令和5年度は都道府県等における担当者等を対象にアルコール
健康障害、薬物依存症、ギャンブル等依存症の相談・治療等に係る指導者養成事業及び依
存症回復施設職員研修を実施するとともに、依存症患者等の状況や課題などの情報共有を
目的とした全国会議を開催した。
また、久里浜医療センターは世界保健機関(WHO)アルコール関連問題研究・研修協
力センターに指定されており、厚生労働省からの委託を受け、アルコール依存症臨床医等
研修を引き続き実施したほか、引き続きギャンブル依存症研修やインターネット依存症研
修、ゲーム依存の相談対応に関する研修等を実施した。

評定

(3)認知症疾患への対応(一部再掲)
認知症疾患医療センターとして、令和5年度は15病院が都道府県及び政令指定都市よ
り指定されており、引き続き、医療・介護機関等と連携を図りながら、認知症疾患に関す
る鑑別診断、周辺症状と身体合併症に対する急性期治療、専門医療相談等を実施するとと
もに、関係者への研修等を行うことにより、地域における認知症疾患の医療水準の向上に
貢献した。
さらに、認知症患者への理解を深め、患者・家族を支援するために必要な看護実践力の
向上を図るとともに、地域を含めた患者・家族の介入に携わる多職種のチームと協働・連
携し中心的役割を果たせる能力を養うことを目的とした「認知症ケア研修」を、令和5年度
は、本部・各グループで開催し、計490名が参加した。
北海道医療センターにおいては、長年に渡り、地域の認知症医療へ貢献してきた結果、
政令指定都市の中で唯一、認知症疾患医療センターが存在しなかった札幌市から認知症疾
患医療センター設置の要請があり、令和6年3月に指定を受け、令和6年4月から運営を
開始している。
<評価の視点>
・ 心神喪失等
の状態で重大
な他害行為を
行った者に対

(4)医療観察法病床の主導的運営
令和5年4月時点の全国の指定入院医療機関は35病院(856床)であり、うちNH
Oの病院が14病院(415床)となっている。
また、長期入院の是正を図るための医療観察法医療の専門家による指定入院医療機関の
医療体制等についての評価(ピアレビュー)を行う、厚生労働省の「心神喪失者等医療観

する医療水準
の向上に貢献
しているか。

察法医療水準向上等事業」に令和5年度も引き続き各病院が参加し、精神医療の向上に取
り組んだ。
さらに、医療観察法に関わる全国の各職種を対象とした医療観察法関連職種研修会を平
成28年度から、NHO病院が厚生労働省からの委託を受け、主体となり実施しているな
どNHOが中心的な役割を果たした。

68

年度計画の目
標を達成した。