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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (91 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

<評価の視点>
・ 平成26年
度以降に採択
した課題の研
究で継続して
いるものは、
本部が主導と
なり、着実に
推進・運営し
ているか。

主務大臣による評価
自己評価

3.EBM推進のための大規模臨床研究の実施
一般医療を多く担っている日本最大の病院グループであるNHOにおいて、豊富な症例と
一定の質を確保することが可能という特徴を活かして、質の高い標準的な医療を広く提供す
るための医学的根拠を確立するため、平成16年度から「EBM推進のための大規模臨床研
究」を開始している。
令和5年度においては、4課題について症例登録を進め、2課題について経過観察を行っ
た。
これらの研究を実施することを通じて、各病院の診療の質の標準化を図るとともに、関係
学会等で成果を公表した。

評定
年度計画の目
標を達成した。

4.NHOの臨床研究体制


令和5年度
においても介
入研究を含め
課題を採択
し、EBM推
進のための大
規模臨床研究
の質の向上を
図っている
か。



国際水準の
臨床研究を推
進するため、
臨床研究シー
ズを幅広く汲
み上げる体制
整備を推進す
るとともに、
研究実施に向
けた支援に取
り組んでいる
か。

(1)臨床研究体制
令和5年度も、国際水準の臨床研究を推進するため、臨床研究シーズを幅広く汲み上
げる体制整備を推進するとともに、研究実施に向けた支援に引き続き取り組んだ。
また、名古屋医療センターでは、自施設の臨床研究だけでなく、他施設をサポートす
るアカデミック臨床研究機関(ARO)の機能を有している。

年度計画の目
標を達成した。

(2)NHOにおける臨床研究組織
NHOでは、実施症例数や、競争的外部資金の獲得額、論文発表数などの評価項目か
らなる臨床研究組織の活動評価に基づき、各施設の臨床研究組織の活動実績を点数化
し、活動の実績に応じた研究費の配分や臨床研究組織の再構築、研究ネットワークグル
ープ構築の指標として活用してきた。
また、時代の変革に合わせた新しい研究グループを構築するため、臨床研究組織の活
動性が高い領域を中心に再編・統合することで、ネットワークグループを再構築した。
○臨床研究組織の数
・臨床研究センター
・臨床研究部
・臨床研究部(院内標榜)

令和5年4月
10病院
75病院
45病院

令和6年4月
10病院
75病院
45病院

(3)NHOネットワークの活動性の向上
各研究分野において最も活動実績の高い病院をグループリーダーとした18分野の研
究ネットワークグループを構築することにより、グループリーダー主導による質の高い
臨床研究を実施している。
NHOネットワーク共同研究課題は臨床研究推進委員会(委員6名で構成されている
共同研究課題の審査機関)の審査を経て採択され、研究を実施した。

90

年度計画の目
標を達成した。