よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

主務大臣による評価
自己評価

【特徴的な取組例】
産後ケア事業として近隣3市から委託を受け、ショートステイ(宿泊型)、デイサービ
ス(日帰り型)の産後ケアを行っており、令和4年度からはアウトリーチ(訪問型)の産
後ケアを開始している。助産師が訪問することにより、自宅で乳児の沐浴や授乳について
の支援を受けられるようになり、外出が困難な母親でも利用できるとともに、父親の相談
にも対応することができる。また、自院だけでなく他院で分娩した方にも利用いただいて
いる。(大阪南医療センター)

評定

3. 複数職種が協働して患者・家族の目線に立った支援を行う取組

<評価の視点>
・ 複数職種が
協働して患
者・家族の目
線に立ったき
め細やかな支
援を行ってい
るか。

(1)多職種協働による長期療養患者のQOL向上のための具体的取組
長期療養患者のQOL向上のため、単調になりがちな長期療養生活の良いアクセントと
なるよう、各病院において、七夕祭り、クリスマス会などの季節的行事に加え、院内コン
サート、遠足、誕生会等の開催に令和5年度も引き続き取り組んだ。
また、長期療養に伴い患者・家族に生じる社会的、心理的、経済的問題等の解決に早期
に対応し安心して医療が受けられるようにするとともに、退院後の在宅ケア、社会復帰が
円滑に行えるよう関係機関と連携し必要な援助を行っていくため、MSWを重症心身障害
病床・筋ジストロフィー病床を有している83病院に287名を配置した。
さらに、89病院ではボランティアの受入れを行っており、重症心身障害児(者)等の
日常生活援助や遊び相手等、病院職員とともに長期療養患者のQOL向上に引き続き貢献
していただいた。
【特徴的な取組】
夏の季節を感じながら患者・家族が祭りの雰囲気を楽しめるイベントとして例年「夏
祭り」を企画している。近年は感染対策の観点から規模を縮小して実施していたが、令
和5年度は実行委員会及び感染症対策プロジェクト会議にて十分に検討した上で、縁日
は各病棟への「移動型」とし、くじ引きを行い、栄養管理室からたこ焼き等を模したソ
フト食を提供した。また、地域のアカペラサークルや落語研究会等の外部団体を呼んで
パフォーマンスを披露していただいた。会場からは懐かしさに喜びの声が聞かれた。
(青森病院)
(2)患者への説明時における取組
入院及び退院時における医師による患者への説明に際しては、医師以外の職種も同席
し、きめ細やかな対応を行った。また、患者や家族が入院生活の全容を把握し易くする
とともに、手続きに関する負担を軽減・効率化するため、入院・退院に関わる手続きを
集約する入退院支援センターを設置する取組を、令和5年度も引き続き行った。

15

年度計画の目
標を達成した。