資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (173 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html |
出典情報 | 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
中期目標
中期計画
年度計画
主な評価指標
法人の業務実績・自己評価
主務大臣による評価
業務実績
1 予算、収
支計画及び資
金計画
「第2 業
務運営の効率
化に関する目
標を達成する
ためにとるべ
き措置」で定
めた取組を着
実に実施する
ことで財務内
容の改善を図
り、中期目標
期間中に、繰
越欠損金を解
消するよう努
める。なお、
繰越欠損金を
解消するた
め、具体的な
繰越欠損金解
消計画を作成
し、公表す
る。
また、長期
借入金の元利
償還を確実に
行う。
なお、令和
「第2 業
務運営の効率
化に関する目
標を達成する
ためにとるべ
き措置」で定
めた取組を着
実に実施する
ことで財務内
容の改善に努
める。
また、令和
5年度の長期
借入金の償還
を約定どおり
行う。
<評価の視点>
・ 財務内容の
改善を図り、
繰越欠損金の
削減に努めて
いるか。
自己評価
1 予算、収支計画及び資金計画
1.繰越欠損金の解消
第三期中期計画期間の最終年度である平成30年度末時点での繰越欠損金93.5億円を
第四期中期計画期間中に解消するため、具体的な繰越欠損金解消計画を作成した。
国・都道府県の要請に応じ、積極的な新型コロナウイルス感染症患者の受入れを行ったこ
と等により、経常収支率100%以上を達成したため、繰越欠損金(累計)は、令和3年度
末時点で解消した。
【繰越欠損金の推移】
平成30年度
令和元年度
令和2年度
令和3年度
累計額
93.5億円
135.7億円
39.7億円
0円
対前年度比
-
+42.2億円
▲95.9億円
▲39.7億円
(1)紹介率及び逆紹介率の向上に向けた取組(再掲)
各病院で新型コロナウイルス感染症患者の受入れの有無に関わらず、新型コロナウイル
スとの共存を図った上で全ての患者が引き続き安心して受療できる診療体制の構築に取り
組んだ。また、コロナ禍にあって、地域の介護施設に出向いた感染対策の研修やICTを
活用したオンラインによる開業医との連携や地域の医療機関や患者に対する研修会等も実
施した。また、病院長会議において、外来の機能分化に係る国の方針の紹介や入院患者の
確保策や開業医、介護施設等との連携に係る取組の推進、患者確保及び地域における自院
の立ち位置の分析のためのデータを提供するとともに、コロナ後も見据え、これまでの入
院患者の入院経路毎の増減の状況や増減要因の把握・分析をした上で患者数確保の取組、
コロナ収束後できるだけ早期に患者数を戻すための準備、収束後における病院経営の在り
方の検討の実施を依頼し、各病院においては検討を踏まえた開業医訪問や受入れ体制の構
築等の患者確保の取組を行うことにより、紹介率及び逆紹介率の向上に向けて取り組ん
だ。
そして、各病院においては、急性期医療だけでなくセーフティネット系医療といった地
域で求められる医療機能を担っている中で、第三期中期計画期間で既に高い水準となって
いるにもかかわらず、令和5年度においては、紹介率は81.6%、逆紹介率は76.
6%となり、達成度もそれぞれ106.7%、119.5%と計画値を上回った。
2年度補正予
算(第3号)
により追加的
に措置された
運営費交付金
については、
新型コロナウ
イルス感染症
172
年 度 計 画 の 目 評定
標を達成した。