３．各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績
（２）各グループにおける体制の強化
院内感染発生時の対応における実践的な知識と技能の習得や、医師、看護師、薬剤師
等の多職種連携の重要性を認識することを目的とし、グループ内の各施設の職員に対し
院内感染対策に係る研修を、令和５年度も引き続き実施した。
（３）本部における体制の強化
平成２６年１２月に中央医療安全管理委員会の下に設置した「院内感染対策に関する専
門委員会」での報告等を踏まえ、院内感染対策の標準化に資する取組として、院内感染事
例について本部で一元的に情報収集・分析を行い、院内感染に関する情報を機構全体で共
有し再発防止に努めていくため、平成２７年度より「国立病院機構内院内感染報告制度」
の運用を始めた。
令和５年度においては令和４年度中に報告のあった院内感染報告書の分析結果を各病
院に情報提供した。
なお、１３９病院に感染症対策チーム（Infection Control Team,ICT）を設置しており、
１３０病院には２５２名の感染管理認定看護師を配置し、常時、感染対策に努めている。
【感染管理認定看護師配置状況】
令和４年度 ２２８名（１２９病院） → 令和５年度 ２５２名（１３０病院）
※全国登録者（ＮＨＯ職員の占める割合）
令和４年度 ３，３１２名（６．９％）→ 令和５年度 ３，６５３名（６．９％）
※ＮＨＯ以外の病院の感染管理認定看護師の数が全国的に増加している中、全国登録
者におけるＮＨＯ職員の人数は一定の割合を保っている。
【病院における院内感染対策研修の実施回数】
令和４年度 ８５０回 → 令和５年度 ８０２回
【感染防止対策加算１（感染対策向上加算１）※の取得状況】
令和４年度 ８９病院 → 令和５年度 ８９病院
※令和４年度診療報酬改定により、感染防止対策加算から感染対策向上加算へ名称が変
更された。また、感染対策向上加算１は新型コロナウイルス感染症の重点医療機関であ
ること等が要件とされるなど、従前の要件から厳格化された。

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主務大臣による評価
自己評価
評定