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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (95 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

(3)迅速で
質の高い治験
の推進
病院ネット
ワークを活用
した共同治験
や国際共同治
験・医師主導
治験を積極的
に推進すると

(3)迅速で <評価の視点>
質の高い治験 ・ 迅速で質の
の推進
高い治験を実
迅速で質の
施するため、
高い治験を実
本部におい
施するため、
て、治験実施
本部におい
病院の実態を
て、治験実施
詳細に把握
病院の実態を
し、必要な病
詳細に把握
院に対しては

ともに、症例
集積性の向上
やコスト適正
化に取り組
み、迅速で質
の高い治験を
実施する。

し、必要な病
院に対しては
指導・支援を
実施するとと
もに、国際共
同治験や医師
主導治験を推
進する。
NHOCR
B(中央治験
審査委員会)
における審査
を円滑に実施
し、NHOC
RBに係る契
約事務等の業
務を本部の治
験管理室(治
験ネットワー
ク事務局)へ
集約化する。
治験実施計
画に応じた治
験経費の最適
化に向けて、
関係団体と協
議を続ける。

指導・支援を
実施するとと
もに、国際共
同治験や医師
主導治験を推
進している
か。


NHOCR
Bに係る契約
事務等の業務
を本部の治験
管理室(治験
ネットワーク
事務局)へ集
約化している
か。

(3)迅速で質の高い治験の推進

主務大臣による評価
自己評価
年 度 計 画 の 目 評定
標を達成した。

1.NHOにおける治験実施体制の確立
NCDA等の診療情報データベースを参加意向調査などに活用するとともに、本部で治験
の実施状況を継続的にモニタリングし、施設に対して進捗に関する指導や助言を行った結
果、新規課題数は203課題となった。また、令和5年度の企業から依頼された治験実施症
例数は4,629例となり、令和4年度の実績を超える成果を収めた。
(1)本部
治験審査の効率化、迅速化を図ることを目的として平成20年度より中央治験審査委員
会(NHOCRB)を本部に設置しており、毎月1回定期的に開催した。令和5年度には、
新規課題28課題、安全性審査などを含む継続審査延べ758件についての審議を実施し
た。
NHOCRBの設置により、多施設共同治験を実施するに当たっての一括審査が可能に
なり、同一治験の、倫理審査、費用、契約等の病院間のバラつきが排除され、参加病院全
体で迅速かつ効率的な治験を実施することが可能となった。また、各病院と治験依頼者の
事務手続きの負担軽減や、治験期間の短縮が可能な体制を整えた。
(2)病院
各病院の企業への請求費用の実績に応じて、常勤の治験・臨床研究コーディネーター
(CRC)の定員化・再配置を行い、組織的な治験受入体制を整備している。
・常勤CRC配置病院数
令和4年度 70病院 → 令和5年度 70病院
・常勤CRC数
令和4年度 240名 → 令和5年度 241名
(3)病院に対する本部の実施支援
治験等受託研究の進捗状況の確認、請求管理等の機能を有する「治験管理システム」を
全病院に導入している。本部では、病院の治験進捗状況を把握し、情報を集約することが
可能となり、進捗が進んでいない治験課題について、病院に対して指導・支援を行ってい
る。また、病院では、治験管理システムに症例毎の進捗を入力することで、請求処理が可
能となり、治験会計の効率化を図っている。
(4)ワンストップサービス
NHOの治験実施体制整備の一環として、中央治験審査委員会で審議される治験に関し
て、「ワンストップサービス(本部が各病院と治験依頼者との契約を一括で取りまとめる
サービス)」により、治験依頼者との窓口を本部に一本化している。契約書や同意

94

年度計画の目
標を達成した。