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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (84 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41369.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第12回 7/30)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

<評価の視点>
・ 臨床評価指
標等の作成・
公表及び臨床
疫学研究を引
き続き実施し
ているか。

主務大臣による評価
自己評価

2.「臨床評価指標」を用いた PDCA サイクルによる医療の質の向上の推進(再掲)
年 度 計 画 の 目 評定
NHOにおいて、各病院が自らの医療の質の実態を知り、問題解決を行い、医療の質の向
標を達成した。
上を図っていくためのツールとして活用されることを目的として「臨床評価指標」を開発して
いる。
この臨床評価指標を効率的に医療の質向上に活用するため、第3期中期計画中に全ての病
院に多職種によるチームからなる「医療の質向上委員会(クオリティマネジメント委員会)」
を設置し、「臨床評価指標を用いたPDCAサイクルに基づく医療の質の改善事業」を推進し
てきた。
第4期中期計画では、この「医療の質の改善事業」を引き続き実施していくとともに、令
和2年度より、各病院が特に重点的に取り組むべき「重点指標」を選定して、臨床評価指標を
用いたPDCAサイクルによる継続的な医療の質の改善を促進している。令和4年度において
は、クオリティマネジメントセミナーを開催し、改善事例や優れた取り組みを行った病院の事
例を共有した。
【特に重点的に取り組むべき指標】
・急性脳梗塞患者に対する早期リハビリテーション開始率
・外来糖尿病患者に対する管理栄養士による栄養指導の実施率
・市中肺炎(重症除く)患者に対する広域スペクトル抗菌薬の未処方率
・重症心身障害児(者)に対するリハビリテーションの実施率
・パーキンソン病患者に対するリハビリテーションの実施率
・統合失調症患者に対する抗精神病薬の単剤治療の実施率
・手術ありの患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
・広域スペクトル抗菌薬投与患者に対する細菌培養実施率
・安全管理が必要な医薬品に対する服薬指導の実施率
・バンコマイシン投与患者の血中濃度測定率
・がん患者の周術期医科歯科連携実施率
・入院患者における総合満足度
・外来患者における総合満足度
3.「臨床評価指標」による計測の実施(一部再掲)
NHOが提供する医療の質を可視化し向上を図るため、平成18年度より「臨床評価指
標」を開発し計測を続けている。平成28年度には電子カルテ情報のデータベース「国立病
院機構診療情報集積基盤(NCDA)」を構築し、検査値、バイタルなどの情報が収集でき
るようになったことから、令和元年度に開発した「臨床評価指標Ver.4」ではNCDA
データを活用した指標が盛り込まれた。
令和3年度は、令和2年度診療報酬改定による変更を反映した「臨床評価指標Ver.
4.1」による計測を行い、結果を機構内外へ公表した。令和4年度に「臨床評価指標Ve
r.5」を開発することを臨床評価指標評価委員会に諮り承認されたため、新規指標の開発
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