３．各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

法人の業務実績・自己評価
業務実績

２ 施設・設
備に関する計
画
地域の医療
需要と合致し
た病院機能と
するため、機
能的改修を含
めた老朽棟の
整備や医療機

２ 施設・設 ＜評価の視点＞ ２ 施設・設備に関する計画（再掲）
備に関する計 ・
地域の医
ＮＨＯの投資は、厳しい経営状況等に鑑み、医療機能の維持や地域医療構想に基づく機能
画
療需要と合
変更・法令対応等に係る投資を基本とし、法人全体の資金状況を踏まえ設定した投資枠に基
地域の医療
致した病院
づく投資を行った。
需要と合致し
機能とする
令和５年度は、法人全体の資金状況を踏まえ、投資枠を拡大することで、５７０億円を投
た病院機能と
ため、機能的
資決定した。（令和４年度投資決定額は４８８億円）
するため、機
改修を含め
また、医療機能を維持するための投資を着実に行う厳しい措置だけでなく、短期間に投資
能的改修を含
た老朽棟の
回収が可能となることで更なる資金獲得が期待できる整備への投資を行った（投資回収性が
めた老朽棟の
整備や医療
高い投資案件への投資決定額：１５．６億円）。
整備や医療機
機器等の整
加えて、医療機器については、各病院の投資において、資金余力を踏まえながら、投資の

器等の整備を
効率的、効果
的かつ機動的
に行う。
その際、経
営状況を勘案
しながら、継
続的かつ安定
的な投資を行
うため、現状

器等の整備を
備を効率的、
効率的、効果
効果的かつ
的かつ機動的
機動的に行
に行う。
っているか。
投資に当た
っては、法人 ・ 投資に当た
の資金状況を
っては、法人
踏まえなが
の資金状況を
ら、現状の医
踏まえなが
療機能を維
ら、現状の医

の医療機能を
維持・強化す
るために必要
な投資水準を
設定し、その
範囲内で投資
を行うことと
する。
中期目標の
期間中に整備

持・強化に留
まらず、国の
危機管理に際
して求められ
る医療等に対
応できる医療
機能の強化に
必要な投資の
水準を設定
し、その範囲

療機能を維
持・強化に留
まらず、国の
危機管理に際
して求められ
る医療等に対
応できる医療
機能の強化に
必要な投資の
水準を設定

【地域医療構想等を踏まえた整備事例】
・ＮＩＣＵ、ＧＣＵ、ＭＦＩＣＵ整備（小倉医療センター）
当該病院は、地域周産期母子医療センターとして、北九州市ではシェア１位（４０．
０％）であり、地域で唯一、分娩件数が増加していた。また、母体搬送によるハイリスク
分娩の患者数も増加傾向であった。
また、周産期病床の増床について、北九州周産期母子医療協議会及び地域医療構想調整
会議を経て、一般病床をＮＩＣＵ、ＧＣＵ、ＭＦＩＣＵに転換するための病棟改修整備に
ついて投資決定した。

する施設・設 内で投資を行
備計画につい う。
ては、別紙４
のとおりとす
る。

し、その範囲
内で投資を行
っているか。

令和５年度では、引き続き法人の資金状況を踏まえながら、医療機能の維持や地域医
療構想に基づく機能変更・法令対応等に係る投資を基本として、真に必要な整備内容か
精査をしつつ、これらにかかる投資を着実に行う一方、地域医療構想への対応に必要な
整備や短期間で投資回収が可能な整備等、更なる資金獲得が期待できる投資効果の高い
整備への投資を行った。

優先順位を明確にして計画的な投資を行っていくため、病院毎の投資枠を示した。
さらに、収益性を高める投資を促進するため、直接投資効果による投資回収期間が短い案
件について病院毎の投資枠とは別に重点投資枠を設定して投資を行った（令和５年１２月新
設、令和５年度実績２．１億円）。
そのうえで、医業収支黒字病院における建物の給水・給湯・空調設備など１億円未満の単
純更新及び５，０００万円未満の医療機器等（大型医療機器を除く）への投資については、
投資の迅速性と事務作業の効率化のため病院の裁量として協議を不要とすると共に、普及が
進む内視鏡手術用支援機器の導入にあたり医師確保等の特別な事情を踏まえることができる
よう、投資基準について柔軟な運用を可能とした。

【令和５年度の投資決定】

192

主務大臣による評価
自己評価
評定
年度計画の目
標を達成した。

年度計画の目
標を達成した。