資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (243 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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接種前の体温:35.6℃。
2022/04/08
15:05 本剤 3 回目接種。接種時よりかゆみを認めた。
15:35 アナフィラキシー反応が発現。身体のかゆみを訴える。両上
肢、体幹、頸部と広範に蕁麻疹を認めた。体温 35.6℃、血圧 136/98
mmHg。
15:45 頻回な咳、咽頭違和感が発現。サクシゾン、ポララミンを静
脈注射。一時、咳、かゆみが軽減。
16:15 再び咳が増加、かゆみ出現。喉のつまり感、飲み込み出来な
いと訴える。アナフィラキシー中等症と判断。ボスミンを上腕に筋注
後、アナフィラキシー症状低下したが、その後の強い頭痛を訴え、手
の震え、血圧上昇を認めた。血圧 220/-。ニフェジピン舌下投与し、
血圧 170/-になり、140/-と安定。救急搬送。咳は消失。搬送先病院
にて意識低下を認めた。
17:00 頃
アナフィラキシー反応が消失。
18:30 頃
頭部 CT 検査施行。右側頭葉に限局性くも膜下出血を認め
た。アナフィラキシーによるものではない。入院。
20:00 頃
他院脳外科へ転院。
2022/04/23 アナフィラキシー反応は回復しているが、くも膜下出血
は加療のため入院中。
アナフィラキシー反応の転帰は、回復。右側頭葉くも膜下腔への出血
の転帰は、未回復。
追跡調査予定なし。
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