資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (302 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
工業株式会社がモデルナ副反応報告サイトを通じて入手した医師によ
る副反応報告症例(TASK0022650)であり、医薬品医療機器総合機構
を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省受付番号:
v2210001107)である。
2021/日付不明
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)1 回目接種。
2021/日付不明
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)2 回目接種。
2022/05/10 本剤 3 回目接種。発熱は認めなかった。
2022/05/15 咳嗽、発熱が発現。
呼吸不全;
23805
急性好酸球性肺炎
2022/05/16 近医を受診し、感冒として処方を受け経過観察となる。
2022/05/18 症状改善せず、呼吸困難のため他院を受診。両側の肺炎
と呼吸不全を指摘され入院。肺炎として抗菌薬投与を受ける。
2022/05/20 症状改善せず、当院へ転院。転院時、NIPPV では呼吸状
態が保てず人工呼吸管理を開始し、抗菌薬に加えてステロイドパルス
療法を開始した。入院時、呼吸状態及び循環動態が不安定であり気管
支鏡検査は施行できなかったが、血液検査で血中好酸球数の上昇を認
めており、ステロイドに速やかに反応した経過から、急性好酸球性肺
炎と判断。
2022/05/26 状態が改善し、人工呼吸管理を離脱。
2022/06/01 症状の軽快を認めた。現在はステロイドによる治療を継
続中。
呼吸不全、急性好酸球性肺炎の転帰は、軽快。
302