資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過) (55 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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湿性咳嗽(非重篤)、転帰「不明」、「喀痰」と記載された;
自己免疫性脳炎、意識変容状態、痙攣発作、CSF 細胞数増加、幻覚、
発熱のため入院が必要となった(入院日: 2022/05/03、退院日:
2022/06/17、入院期間: 45 日間)。
事象「自己免疫抗体性の脳炎/自己免疫性脳炎」および「発熱」は、
救急治療室への受診を必要とした。
患者は、以下の検査と処置を受けた:
2022/05/03、CSF 細胞数: 細胞数増加;
2022/05/04、CSF 細胞数(0-5): 12 uL;
2022/05/04、MRI: 脳梁膨大部(DWI 高信号);
2022/05/04、SARS-CoV-2 検査: 陰性: 注記:正常低値は陰性。
自己免疫性脳炎、意識変容状態、痙攣発作、CSF 細胞数増加、幻覚、
発熱、上咽頭炎、湿性咳嗽の結果として治療処置が行われた。
臨床情報:
自己免疫抗体性の脳炎疑いの患者。
ワクチン接種と因果関係は低いと判断された。
原疾患/合併症はなかった。
昨年接種した初回ワクチンはモデルナであり、4 月中旬に、患者は
BNT162b2(コミナティ)の 2 回目接種を受けた。
2022/05/04、患者は自己免疫抗体性の脳炎を発現した。
ワクチン接種の 10 日後くらいに、発熱を発現した。
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